ブラッドフォード大学大学院 体験記
(MA in Peace Studies, University of Bradford)

Danger-building


軍隊が安全な地域に行くとき、安全な地域を危険にする役割を果たす。サマワとはどんなところなのだろう。

サマワはNGOも視野の外 『軍隊』の人道支援に潜む危険

「日本の戦中だって疎開先の田舎は平和だった。今のサマワだって銃もない部族が点在するだけです。結局、復興よりも安全第一の視点で場所が選定されたのでは」。その結果、安全な地域に危険が持ち込まれることを危ぐする。(東京新聞 12月10日)

自衛隊は「安全なところ」を目指している。つまり、それ自体はイラクの中に危険な範囲を増やす結果に陥ると思われる。「危ないから帰ってきました」なんていうわけに行かないだろうし。
そうすると「安全だったけど、危険になった」ところで自衛隊は仕事を続けざるをえない。先の見えない展開の中、犠牲者が出たり、自らの安全のために、イラク人を殺さざるを得ない状況が積み重なるだろう。また、殺し殺される状況になくても、サマワでは滞在するだけで危険な状態にある可能性もでてきた。米軍がまた劣化ウラン弾を使ったらしい。

サマワで高レベルの放射線 劣化ウラン弾の影響か

 自衛隊の派遣予定地となっているイラク南部サマワとバグダッド国際空港の兵器残がいで、高いレベルの放射線を民間の研究機関などが11日までに確認。現場を訪れたフォトジャーナリストの森住卓さん(52)は「劣化ウラン弾が使われたことがはっきりした。長期滞在した場合は被ばくの危険は避けられない」と指摘している。
 森住さんは今月4日、サマワに放置されていたキャノン砲を発見。砲の付け根部分にめり込むなどして弾自体は確認できなかったが、被弾個所からは手持ちの計器で自然レベルの20倍以上の線量が測定された。
 場所はサマワ中心から約1キロのユーフラテス川沿い。森住さんが住民から聞いた目撃情報によると、3月下旬にアパッチヘリから攻撃があったという。(東京新聞 12月11日)


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