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ブラッドフォード大学大学院 体験記 ブリティッシュ・ウェイ(2)イギリス人はなかなか仕事をしない。 僕の住むアパートは新築だが、欠陥が多い。僕の居住地を例に取るとトイレが流れてから水が止まるまでに10分もかかるし(水が無駄)、台所の窓の一つが開かない(窓を取り付けてから塗装したためか、窓枠に完全に固定されている)。これらの欠陥は住むのに致命的ではないので、ヒーターのときのようにわざわざ交渉しようと思わないが、「しばらく待て」といわれてからのしばらくが長い。きっと直す気はないのだろう。 このアパートはインフラが整うのにも時間がかかった。電話が部屋につくまで1ヶ月もかかったし、インターネットが正常に利用できるまでに2ヶ月かかった。特に、インターネットに関してはアパート中からものすごいクレイムがあったらしく、ネット使用料の一部がリファンドされた(電話は基本使用料が無料なのでリファンドはなかった)。その結果、年間£35(約6500円)で2MBのADSLが使えることになり、居住者は嬉しい限りだが、オーナー側は結構な損害だと思う。初めからきちんと仕事をしていれば済みそうなものなのだが、問題を先送りすることによって自らを苦しめている。 一月ほど前から、大きな問題は姿を消し、なかなか快適なアパートライフを送っていた。しかし、今日になってとんでもない事態が発生した。エレベーターホールが緑色に塗られていた。非常に不快な色合いである。一つ下の階を見に行くと、紫色だった・・・。ますます不快。他の階は見に行く気にもならない。一体誰がこんないたずらを・・・。 犯人はもちろん、ここのオーナーである。おそらくこの一ヶ月はクレイムも減り、つまりは仕事が減っていたのだろう。そこでいろいろ考えたのかもしれない。余計なことしてくれちゃって。どんな色彩感覚しているんだ。まだ解決していないクレイムが残っているんじゃないか?なんで僕の階が緑なんだ(紫も嫌だけど・・・)!白でいいじゃないか! ◇ 仕事の優先順位と言えば、こんなこともあった。 次の日、大学から家に戻る途中に自分のアパートを見て驚いた。 いや、でもね・・・、違うんだよ! どうでもいいことには、どうしてこんなに早く反応するのだろう。そして、その仕事は、仕事になっていない・・・。 (2003年12月12日) Copyright (c) 2000-2003 BEEMANet All Right Reserved. |