2007年1月26日

外資IT、ヤクルトのスポンサーに

26日夜、スポンサー契約を結んだ(左から)多菊善和ヤクルト社長、古田監督兼選手、天野・レノボ社長と吉田・インテル共同社長。古田監督「力強いものを感じている」

レノボ・ジャパン(東京都港区、天野総太郎社長)とインテル(茨城県つくば市、吉田和正、ロビー・スウィヌン共同社長)は25日、プロ野球チーム「東京ヤクルトスワローズ」(東京都港区、多菊善和社長)と公式スポンサー契約を結んだ。同日夜、スワローズの本拠地である神宮球場に近い東京・新宿区明治記念館で記者発表会と契約の調印式が開かれた。

 スワローズは、2007年シーズンの同球団主催試合で、レノボのロゴが入ったヘルメットとインテルのロゴ入りユニホームを着用して試合を行なう。また、子ども向けの野球教室に、パソコン教室を併催することなどを検討しており、地域に密着した社会貢献活動をしていくつもりという。レノボとインテルは、国民的なスポーツである野球を通じて、国内での知名度向上を狙う。

 発表会には、両社の社長のほか古田敦也(あつや)・監督兼選手が出席。同球団の田中浩康(ひろやす)選手(背番号7)と飯原誉士(やすし)選手(同46)がユニホーム姿で登場した。古田監督は「(レノボとインテルは)グローバル企業なので、世界ばかりを見ているのかと思っていた。教育や社会貢献、地域活性化という言葉をいただき、このパートナーシップに力強いものを感じている」と期待感を示した。また、両社のロゴが入ったユニホームを絶賛し、「世界に出しても恥ずかしくないユニホームになっている。日本一になれるよう、頑張らなくては」と決意を表明した。

 3社の契約は、現在のところ2007年度シーズンのみ。来年度以降の契約や、スポンサーシップ金額については「非公開」としている。【了】

2007年1月25日

ソフトバンク、20色の端末発表

単一機種では世界初となる20色のラインナップを用意した「SoftBank 812SH」(撮影:吉川忠行)孫社長、携帯に“ファッション”を

ソフトバンクモバイルの孫正義社長は25日、東京都港区の新高輪プリンスホテルで開いた記者発表会で、1機種で20色ものバリエーションがある“ファッション”端末を含む春商戦モデル14機種58色を発表した。“最薄”と“ワンセグ”でソフトバンクが1番だと繰り返し、他社へのライバル心をむき出しにした。

 「ソフトバンクコレクション・スプリング2007」と銘打って始まった新商品発表会。中央にステージが置かれた会場は、さながらファッションショーの様相を呈した。冒頭で、厚さ8.4ミリの世界最薄3G端末を発表してドコモの“最薄”路線を牽(けん)制した後、ワンセグ端末の売り上げトップは同社の「AQUOSケータイ」が独占し続けていると強調し、auの“ワンセグ”戦略にも、ソフトバンクは引けをとらないとアピールした。

 その上で、新しいコンセプトとして“ファッション”性を主張。カラフルな衣装を着たモデルをステージに登場させ、単一機種では世界初となる20色のラインナップを用意した「SoftBank 812SH」を、派手な演出で紹介した。女優の菊川怜さんと上戸彩さんもステージに上がり、「毎日色を変えたいと思ったぐらい」「機能がたくさん入っていて、楽しみ」などとコメントした。同機はカラーチップで世界的に有名な米パントーン社とのコラボレーションで完成した。

 孫社長は「携帯は1機種3-4色が常識だった。ライフスタイルや個性によって、合う色を探してほしい。十人十色どころか二十人二十色だ」と満足げ。モデルらに囲まれ、終始笑顔を隠さなかった。【了】

ライブドア・ニュース 佐谷恭 blog

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孫社長“ワン・モア・サプライズ”

25日、“お約束のサプライズ”を発表するソフトバンクモバイルの孫正義社長(撮影:吉川忠行)ホワイトプランの通話料金を半額にするサービスを発表

ソフトバンクモバイルの孫正義社長は25日、東京都港区の新高輪プリンスホテルで開いた記者発表会で、16日から導入した料金プラン「ホワイトプラン」の国内通話料が半額の10.5円/30秒になる割引サービス「Wホワイト」を3月1日から開始すると発表した。「ホワイトプラン」専用の割引サービスで、追加料金は月額980円。

 ウィルコムが“制限なし”定額プランを拡充したことなどを受け、さらに競争力のあるサービスを出した格好だ。“ワン・モア・サプライズ”として同サービスを発表した孫社長は「特定のプランをターゲットにするわけではなく、われわれのプランは全く異質」と強調し、普段と変わらぬ表情を見せた。

 「ホワイトプラン」では、基本料金は980円と安いものの、ソフトバンク同士の無料通話が午後9時から深夜1時まで適用されないほか、他社携帯への通話料金が21円/30秒とやや割高で、ヘビーユーザーには向かないプランと言われてきた。新サービスで通話料を半額にしたことにより、サービス開始から10日間で50万人もの申し込みのあった同プランへの加入を促進したいという。

 ウィルコムの喜久川政樹社長が「ユーザーが最も使いたい時間」とした時間帯に、同プランの料金が無料にならないことに関して、孫社長はコメントを控えたが、「法人ユーザーは夜9時までで十分。ゴールドプラン、ホワイトプランと発表する度に中小企業の問い合わせが日々増えている」と相変わらずの強気の姿勢を示している。

 既存ユーザーからは、2月21日から先行受け付けを始める。同サービスは月単位で利用停止ができ、長期の旅行の際などあまり利用する見込みのないときに自由に止めることもできる。【了】

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2007年1月24日

思い出して、人間も自然の一部

加グレゴリー・コルベール氏、「ashes and snow」展開く

Copyright (c) Gregory Colbert
Copyright (c) Gregory Colbert

人間と動物とが自然の中で触れ合う姿を写真と映像でとらえるカナダの写真家グレゴリー・コルベール氏が24日、東京都港区の六本木ヒルズで記者会見し、“自然な姿”を撮影するに至った背景などについて語った。

 同氏は3月11日から6月24日まで、東京・お台場に特設されるノマディック美術館で作品展「ashes and snow」を開催する。また、そのプレリュード(前奏)として、同作品展から一部を厳選した展示「animal totems」を、あす25日から4月1日まで六本木ヒルズ内にある森アーツセンターギャラリーで開く。

 コルベール氏は、1992年に初めての個展をスイスと日本で開いた後、作品を発表したりインタビューに答えたりすることなしに、10年間で40回以上もの探検旅行をして過ごしたという。自然の中で人間が動物と対等に交流する姿を写真と映像に収め、その成果を「ashes and snow」として発表している。

 「ashes and snow」を開催する美術館につけられた“ノマディック”という言葉は、「遊牧」「放浪」という意味。日本人建築家の坂茂(ばん・しげる)氏が設計し、世界中で同じ規格のものが手に入りやすい貨物コンテナ152個を積み上げて外壁にしている。開催地ごとにコンテナをレンタルして作り上げるユニークなもので、すでに米国2カ所で同じ作品展を行った。

 会見でコルベール氏は、人間も自然の一部となっている印象を受けたとの会場からの感想に対し、「大都市に住む我々は、自然を自ら切り離している。先住民族の壁画に見られるように、かつて自然と人間は同等の関係だった。私のしたことは何も新しいことではない」と語った。また、自然から得た恵み以上のものを自然に戻すアラビア半島のベドウィンを現在取材していることを明かし、「大自然を搾取すべき資源としてとらえるのではなく、自らが自然の一部だという感覚を(作品展を見て)呼び起こしてくれれば」と期待を込めた。【了】

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ashes and snow

2007年1月23日

情報整理ソフトが人脈を作る?

マイクロソフト、「Microsoft Office InterConnect 2007」に関するセミナーを開催

マイクロソフト(ダレン・ヒューストン社長)は23日、東京都渋谷区の同社本社でプレス向けのセミナーを開き、同社の子会社が開発した日本市場向けのソフト「Microsoft Office InterConnect 2007」などについて説明した。

 Office 2007の発売に合わせてバージョンアップした「InterConnect」は、パソコン内にあるさまざまな関連情報を、整理された形で閲覧できるソフトウェア。ファイル名や文書内の文字列で検索するのではなく、報告書やメール、名刺情報などビジネスで使用する情報にキーワードを入力したり、カテゴリー分けすることで、ファイル形式にかかわらず一元管理できる。

 ブログと同じようなスタイルで情報の入力ができるユーザー・インターフェイスを採用。また、メーラー兼情報管理ソフト「アウトルック」の予定を記録アイテムとして取り込むこともでき、会議などの予定が終わった後に、メモや資料を添付して整理しやすくなったという。

 同社インフォメーションワーカービジネス本部の田辺泰之さんによると、「人」と「情報」を結び付けられるのが同ソフトの最大の特長。あるプロジェクトへの参加者のプロフィールや過去のやり取りなどを簡単に抽出できるため、次に会う前に準備のための情報を効率的に得られる。また、複数の情報から共通点を見つけ出し、自動的に整理する機能も搭載しており、“潜在的人脈”を可視化することも可能になるという。【了】

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Microsoft Office InterConnect ホームページ

2007年1月22日

ウィルコム、定額制を拡充へ

インデックスとタカラトミーが共同開発したウィルコムの母子向け端末「nico.neco」(撮影:吉川忠行)3回線以上で2200円、繰り越しも開始

ウィルコム(東京都港区、喜久川政樹社長)は22日、東京都千代田区の帝国ホテルで記者会見し、同社がウリにしている“制限なし”定額プランの拡充と、玩具メーカー「タカラトミー」や伊アパレルメーカー「ベネトン」とのコラボレーション端末などを発表した。

 同社は、法人でも個人でも、3回線以上契約すると定額プランの月額料金が1回線あたり2900円から2200円になるよう、料金プランを3月1日から改定する。また、定額プランのオプションである他社携帯や固定電話への「通話パック」でも、未使用分を最大6300円まで繰越できるサービスを新たに始め、ユーザーの利便性を高める。

 「他社のことは答えにくい」――。ソフトバンクモバイルの「ホワイトプラン」を意識しているかと問われた喜久川社長は、他社との比較については明言を避けた。しかし、“完全定額制”にした結果、ピーク時の通話トラフィックが約70倍になったことを示しながら、「制限のない定額制を提供したことで、ユーザーが本当に話をしたい時間が午後9時から午前2時に集中していることが明らかになった。好きなときに、好きな場所で使えるようにするのが使命だ」と、拡充した定額制に自信を見せた。

 同社は高度化PHS規格「W-OAM」対応端末3機種と、「W-OAM」を高速化した「W-OAM Type-G」に対応したカード型通信端末「AX530IN」(最大512kbps)も発表。また、ネットインデックス製のシンプルな機能の音声端末「nico」をベースにしたシリーズ2種類を2月に発売するとした。1つはインデックスとタカラトミーが共同で開発した母子向け端末「nico.neco」で、ネコのキャラクターを用いたほか、「猫ふんじゃった」をアレンジした着信メロディなどが搭載されている。もう1つはベネトンとのコラボレーションによるモデルで、孔雀の青色、フクシア(釣浮草)のピンクの2色から選べる。ボディ背面にベネトンのマークが入っており、大人の女性を意識した端末という。【了】

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2007年1月17日

MS、デザインツールで40%目指す

17日、「エクスプレッションスタジオ」の日本語版を発表し、3年後までに40%のシェアを取ると意気込みを見せたマイクロソフトの市橋暢哉・デベロッパービジネス本部長ウェブクリエイター向け「MSエクスプレッションスタジオ」の日本語版を発表

マイクロソフト(MS、東京都渋谷区、ダレン・ヒューストン社長)は17日、ウェブクリエイター向けのデザインツールのパッケージソフト「MSエクスプレッション(EX)スタジオ」の日本語版を発表した。

 MSがウェブクリエーター向けのデザインツールを発売するのは、今回が初めて。EXスタジオは、◆デザイナーと開発者がより効率的に連携できるようにしたウェブサイト構築ツール「EXウェブ」◆高度なユーザーインターフェイスを作成できる「EXブレンド」◆グラフィックやウェブ素材のデザインツール「EXデザイン」◆デジタルコンテンツ管理ツール「EXメディア」――の4製品から構成される。

 同日からEXブレンドのベータ版のダウンロードが可能になった。製品化はEXウェブが最も早く、2月16日に発売される予定で、その他の製品は7-9月ごろ市場に姿を見せる。価格はオープンだが、市場想定価格は3万7800円を見込む。MSのウェブサイト作成ソフト「フロントページ」のほか、マクロメディアの「ドリームウィーバー」やIBMの「ホームページビルダー」など他社の関連製品の正規ライセンスを持っていれば“優待アップグレード版”(市場想定価格1万1800円)を購入できる。

 東京都渋谷区の原宿クエストで開いた記者説明会で、同社の市橋暢哉・デベロッパービジネス本部長は「(30日に発売される)ウィンドウズビスタの機能をフル活用するために、EXスタジオは必要とされる。3年後の2009年にはデザインツールのシェアを、現在の9%から40%以上に引き上げる」と自信を見せた。【了】

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マイクロソフトエクスプレッション

2007年1月16日

NTTドコモは“最薄”にこだわり

春商戦の発表会でドコモは“薄さ”にこだわった(撮影:吉川忠行)703iシリーズなど10機種を発表

NTTドコモは16日、東京都・代官山のヒルサイドテラスで新モデル発表会を開き、「703iシリーズ」など携帯端末の春商戦モデル10機種を発表した。1月下旬から順次発売する。

 発表会冒頭から“最薄”の文字が並んだ。同社プロダクト&サービス本部の森健一・商品企画担当部長は「さらに軽く、さらに薄く、コンパクトであることはケータイの基本」と断言。厚さの平均が15.5mmと、従来シリーズより5mm以上薄くなったと誇らしげに語った。

 折りたたみ型の3G端末で世界最薄と発表されたのは、厚さ11.4ミリの「N703iμ(ミュー)」と「P703iμ」の2機種。昨年10月にソフトバンクから世界最薄モデルとして発売された「SoftBank 706SC」(12.3mm)よりも0.9mm薄い。そのほか、「D703i」はストレートタイプの3G端末で国内最薄(9.9mm)と、「F703i」は防水対応端末で最薄(17.9mm)などと紹介された。

 703iシリーズ以外では、タッチパネルや手書き入力で操作できる2画面携帯「D800iDS」と、3インチワイド液晶つきの“BRAVIAケータイ”「SO903iTV」を発表。“BRAVIAケータイ”が、同日発表された唯一のワンセグ対応モデルだった。

 “薄さ”にこだわったドコモと、“映像”にこだわったKDDI――。同日に新商品を発表した両社の、軍配はどちらに?【了】

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16日、KDDIから春商戦に投入されたワンセグ対応端末新機種。(撮影:吉川忠行)KDDI、ワンセグ対応携帯端末7機種などを発表

KDDI<9433>と沖縄セルラー電話<9436>は16日、au携帯端末の春商戦モデル10機種を発表した。1月下旬から順次発売する。

 新ラインナップのうちワンセグ対応端末は7機種。同日東京都港区の東京プリンスホテル・パークタワーで開いた新製品発表会で、KDDIの小野寺正社長は「音楽に次いで映像にもこだわる。クリアな画像と音声を提供するとともに、放送局とのコラボレーションも進めている」と話し、“一歩先”のサービスで顧客満足度を向上させる方針を示した。

 今回の目玉となる商品は、日本で初めて26万色の有機EL液晶をメインディスプレイに採用した「MEDIA SKIN(メディアスキン)」(京セラ製)。画面サイズはQVGA(320×240ピクセル)、1万対1の高コントラストで、明るい場所でも従来より画面が見やすくなったほか、有機ELの特徴である“薄さ”を生かして、13mmのコンパクトボディに収めた。また、高視野角化と高輝度で、見る角度によって色の変化が少ないIPS液晶を「W51CA」(カシオ計算機製)「W51SA」(三洋電機製)「W51H」(日立製作所製)3機種で搭載した。

 音楽サービス「LISMO」では、歌詞の一部から楽曲を探す「歌詞検索」やキーワードを入力して関連した楽曲を探す「あいまい検索」などの機能を2月上旬から追加すると発表した。【了】

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2007年1月15日

新OSビスタ対応PCを一斉発表

15日、新OSビスタの個人向け発売を発表するマイクロソフトのダレン・ヒューストン社長(撮影:吉川忠行)マイクロソフト、国内外各社と共同で記者発表

マイクロソフト(東京都渋谷区、ダレン・ヒューストン社長)と国内外のパソコンメーカー各社などは15日、東京都港区のグランドハイアット東京で記者発表会を開き、新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ・ビスタ」を搭載した個人向けパソコンを一斉発表した。ビスタは今月30日に発売される予定で、発表された247機種のパソコンは同日以降、順次発売される。

 マイクロソフトのヒューストン社長は「ウィンドウズ95で本格的にパソコンが民主化され、ウィンドウズXPでネット時代が大きく切り開かれた。ビスタの発売で、1月30日からパソコンの新しい時代が始まる」と満足げに語った。写真や音楽を扱いやすくなるなどビスタがエンターテインメント性を高めたと強調し、パソコンはよりシンプルで、安全性の高いものになると宣言した。

 その後、パソコンとCPUメーカー計10社の代表者らが順番にあいさつ。新OSへの期待や各社の意気込みを話すとともに、「待ちに待った発売」「待望の製品」などと述べ、何度も延期された同製品の発売が“やっと”決まったことに安堵した様子だった。【了】

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