■最新トレンド:第3の生

もうすぐ「ビール」のおいしい暑い季節が来る。発泡酒の発売から約10年が経ち、この4月にはビール大手各社のビール風アルコール飲料「第3の生」が出そろった。「ビール」商戦はますます白熱しそうだが、「ビール」好きにとっては値段、味わいなど、いろいろな楽しみ方ができるようになった。今回は、4月に発売を開始し、同月に270万ケースを出荷したアサヒの新しいビール風アルコール飲料「アサヒ新生」について、開発担当者に聞いた 。
価格もうまさも多種多様、新しい飲みやすさを追求した「アサヒ新生」
カジュアルテイストの「生」が誕生!
販売店の「ビール」コーナーが華やかになっている。地ビールや輸入ビールなどが陳列されるようになっただけでなく、ビール大手各社もビールや発泡酒に加え、ビール風アルコール飲料を発売して競っている。価格帯もバラエティに富んでさまざまだ。
麦や麦芽を使わないビール風アルコール飲料「第3の生」はとにかく売れている。「風呂上がりの1杯」を、気軽に、日替わりで、楽しめる時代がやってきた。
4月に270万ケースを出荷して、「『本生』以来のヒットの予感」がするという「アサヒ新生」には、どんなこだわりがあるのだろうか。
キリッとした刺激、スッと引いてくる感覚
「飲みごたえ」から「飲みやすさ」へ。商品開発を担当した梶浦瑞穂さんは、「ビール」の新しいジャンルを切り拓こうと「アサヒ新生」に取り組んだという。「状況によって飲み分けられる」ようにするためには、味も値段もバラエティに富んでいてもおかしくないという信念からだ。
コクの決め手である麦や麦芽を使用しないことから、飲みやすい「ビール」の開発が始まった。「飲みやすさ」にこだわった当初は水っぽく、ビールを薄くしたような試作品ができたが、梶浦は納得できなかった。
「喉にキリッとした刺激があって、スッと引いてくる感覚」
それが究極の「飲みやすさ」だと考え、数千通りもの試作を繰り返した。そして、大豆ペプチドとスーパードライ酵母の組み合わせが「キリッとした新しいのどごし」を出せることを発見。
苦味を残すことで味の厚みも表現した。
酒税法上その他の雑酒(2)に分類される「アサヒ新生」は、カジュアルに「生」を求める顧客ニーズにも対応できる。
実際に飲んだ感想は?
「本当に飲みやすい。」
試飲したライブドア社員は口をそろえて感想を述べた。晩酌を欠かさない「ビール党」のAさんも、普段は宴会の乾杯時にしかビールを口にしないBさんも、いつもより早いペースで、この「アサヒ新生」を飲んでいた。
取材の終わりに私も、ようやく「アサヒ新生」の缶を開けることができた。苦味が利いていて、しかもさわやかだ。まさに過去にビールを飲んだときに感じたようなのどごし。仕事で疲れた後、ゴクッと1缶飲めば疲れも吹き飛ぶだろう。そして「もう1本」飲みたくなる。
しかも魅力的な価格なので、気軽に飲める。自然と会話も弾む。
同僚との「アフター5」のコミュニケーションで必須アイテムになるかもしれない。
では、もう1本、やりますか。「乾杯!」
今回の記者 佐谷 恭
ライブドア・ニュースセンター記者。
大のビール好きで、おいしいビールを探し求めて、
ユーラシア大陸を横断し、ヨーロッパまで出かけた。

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