2005年12月 8日

1800億円の金鉱山を完全買収

ジパング、国内企業初

8日、ホテルオークラ東京で金鉱山の完全買収を発表する松藤民輔ジパング社長金鉱山専門の鉱山会社ジパング(本社・東京都品川区、松藤民輔社長)が8日、東京都港区のホテルオークラ東京で記者発表会を開き、国内企業として初めて、米ネバダ州の金鉱山2つを完全買収したと発表した。2鉱山あわせて年間2.2万トンの金を生産でき、住友金属鉱山<5713>に次ぐ、国内第2位の金量を採掘する鉱山会社になるという。

 ネバダ州北東部にあるフロリダキャニオン鉱山とスダンダード鉱山のほか、金鉱脈の探査を行うアポロゴールドエクスプロレーション(現・ジパングエクスプロレーション)を、アポロゴールド社から、計1400万米ドル(約16億円)で、それぞれ100%買収した。2鉱山には、合計で90トンを超える埋蔵金量が確認されており、6日現在の金価格で約1800億円に上るという。

 同社はこれまで、ロシアや南アフリカなど世界各地で、金鉱山を30-40%の部分買収してきた。松藤民輔社長は「当社は金の取り引きでは、世界に知られた存在。アジアや中近東では、米ドルなどのハードカレンシーより、金を信用し、財産を金で蓄積する傾向もある。株式の上場も重要なビジネスモデルと考えている。“山師的”とまでいわれる、金山業の認知度向上に寄与したい」と話した。【了】

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