2005年12月21日

劇場版エヴァのIG 初値つかず

21日、東京証券会館で上場会見する石川光久プロダクション・アイジー社長プロダクション・アイジーがジャスダック上場

アニメーションやゲームソフト企画・制作のプロダクション・アイジー<3791>が21日、ジャスダックに上場した。公募価格51万円に対し、初値はつかなかった。

 同社は、『みなしごハッチ』『科学忍者隊ガッチャマン』『タイムボカンシリ-ズ』などアニメ番組を企画・制作する竜の子プロダクションから独立し、1987年から業務を開始した。劇場アニメ制作を継続しつつ、版権ビジネスなどを着実に積み重ねてきた。同社の代表作として、『劇場版 新世紀エヴァンゲリオン』やハリウッド映画『キル・ビル』のアニメパートの制作がある。

 東京都中央区の東京証券会館で開かれた上場会見で、石川光久社長は「劇場用アニメを毎年コンスタントに作り、それを基礎に事業の裾野を広げてきた。今年から、人気アニメが続くTBS系の土6(土曜日午後6時)枠で、当社原作・制作の『BLOOD+』の放映も始まり、国内メジャー化するステージに来ている。今日の上場も大きい」と熱っぽく語った。

 同社の05年5月期の連結決算で、売上高は56億7600万円、経常利益は4億4700万円、純利益は2億8200万円だった。06年5月期連結決算では、売上高は前年比3.0%増の58億4800万円、経常利益は同13.1%増の5億1000万円、純利益は同8.2%増の3億500万円を、それぞれ見込んでいる。【了】