2005年12月20日

日本発“ガチャガチャ”を世界へ

 20日、東京証券会館で行われたジャスダック上場会見で“ガチャガチャ”を世界へと話す冨沢正秋ユージン社長カプセル玩具のユージン、ジャスダック上場

カプセル玩具の企画・製造・販売を手がけるユージン<7828>が20日、ジャスダックに上場した。公募価格は36万円に対し初値はつかなかった。

 1988年創業の同社は、トミー<7867>の子会社で、上場後のトミーの持ち株比率は約72%。カプセル入り玩具とその販売機の製造、販売を主業務としており、ポケモンやディズニーや、アニメキャラを立体化したスーパーリアルシリーズなど、子どもから大人まで幅広い層を対象に“ガチャガチャ”でアイテムを提供している。

 99年に米国に、2004年に英国に子会社を設立。イタリアなどヨーロッパで、“ガチャガチャ”の認知度が上がってきているという。東京都中央区の東京証券会館の上場会見で、冨沢正秋社長は「ガチャ事業(同社での呼称)で、世界ナンバーワンを目指す。年5-6%以上コンスタントに成長を続け、グローバルで売上高200億円を目指す」と話した。

 同社の05年3月期の連結決算で、売上高は96億6000万円、経常利益は6億1800万円、純利益は2億8900万円だった。06年3月期連結決算では、定番商品の順調な伸びとアジア向け輸出の増加などで、売上高は前年比12.7%増の108億9000万円、経常利益は同27.5%増の7億8800万円、純利益は30.4%増の3億7700万円を、それぞれ見込んでいる。【了】