2005年12月21日

日本パーキング、JQ上場

21日、東京証券会館で上場会見する日本パーキングの小林伸司社長初値は持ち越し

時間貸し駐車場の運営を手がける日本パーキング<8997>が21日、ジャスダックに上場した。公募価格29万円に対し、初値はつかなかった。

 同社は、伊藤忠商事<8001>の100%子会社として1989年に駐車場料金精算用プリペイドカード発行業務を開始。91年から時間貸し駐車場の運営を始め、2000年にMBO(経営陣による自社買収)で伊藤忠から独立した。現時点で自社所有の用地15カ所を含め、400カ所を超える拠点を持つ。

 東京都中央区の東京証券会館で開かれた上場会見で、小林伸司社長は「ここ数年、売上高は拡大したが、大型駐車場用地の取得や初期稼働率の低さで、利益が圧縮された。地代家賃を傾斜型にする交渉で、初期負担を下げ、利益率を確保する方針」と話した。利益の株主還元については「配当性向は2割が目標」と語った。

 同社の05年2月期の連結決算で、売上高は82億9400万円、経常利益は1億4900万円、純利益は5300万円だった。06年2月期連結決算では、売上高は前年比10.2%増の91億4700万円、経常利益は同3.6増の5億3900万円、純利益は同5.9倍の3億1200万円を、それぞれ見込んでいる。【了】