シャープ、独自の「ファミリンク」で
シャープ<6753>は2日、東京都文京区の東京ドームホテルで新製品発表会を開き、液晶テレビ「AQUOS(アクオス)」とレコーダー、音響システムが専用リモコン1つで操作できる新機能「AQUOS ファミリンク」を発表した。同機能に対応した液晶テレビ6機種とハイビジョンレコーダー4機種、音響機器2機種を9月1日から順次発売する。
「今のデジタルAV機器は、決して使いやすいとは言えない」――。デジタルAV機器は機能の拡張が著しいものの、買い足すたびに増えるリモコンと複雑化する操作性が懸念だった。同社はAQUOSを核として、周辺機器と連動させる機能を開発した。専用の「ファミリモコン」1つで操作できる利便性を購買層に訴え、ユーザーの囲い込みを目指す。
薄型テレビ「VIERA(ビエラ)」を展開する松下電器産業<6752>が、同様の機能を「ビエラリンク」として、すでに3月に発表している。「ビエラリンク」と「ファミリリンク」の違いについて、シャープの片山幹雄専務は「使い勝手が違う。録画や再生がワンタッチでできる」と話し、より利便性が高いことを強調した。レコーダーが電源スタンバイ状態でも、録画ボタンを押すと3秒後には見ている番組を録画できるほか、AQUOSやレコーダーとの連携で、番組情報に合わせて最適なサウンドモードが自動選択されるという。
「ファミリモコン」は、同日発表のハイビジョンレコーダーに同梱する。「ファミリモコン」のみの販売も今後検討していくという。
価格はオープンだが、同社の店頭予想価格は「ファミリンク」対応の液晶テレビは24-38万円、同対応のハイビジョンレコーダーは10-19万円、音響システムは12.5-13.5万円。【了】