語学のアルク、JQに上場
初値は8万2500円
語学教材出版のアルク<2496>が25日、ジャスダックに上場した。初値は、公募価格5万5000円を50%上回る8万2500円だった。初日の終値は12万8000円だった。
同社は、国際化と英語の重要性が強調されていた1969年に、日本の英語教育を率いたいとの思いから語学出版社として創業した。その後、教育その他の業務を追加して事業を拡大し、一時は売上高100億円を超える企業になった。しかし、本業の英語とは関係ない事業が徐々に不良資産となり、2003年に会社を分割、創業時の理念に立ち返った。
“新生”アルクは、拡大するインターネットを核としながら、これまで同社を支えてきた書籍『イングリッシュ・ジャーナル』や教材『ヒアリングマラソン』などを組み合わせて提供し、“メディア・ミックス”で、語学を安価で効率的に学べる仕組みの提供を目指す。
同日、東京都中央区の東京証券会館で行われた会見で、平本照麿社長は「初値が公募価格を50%も上回ったのは予想以上。投資家の期待にこたえるのが経営陣としての責任だ。株価に見合う企業になっていく」と決意を表明した。3年後をめどに、売上高150億円、経常利益15億円以上を目指すという。
同社の06年5月期の連結決算で、売上高は前の期比0.7%増の83億5800万円、経常利益は同24.2%減の5億2500万円、純利益は同10.7%増の2億7500万円だった。07年5月期の業績予想では、売上高は前期比16.0%増の96億9700万円、経常利益は同4.2%増の6億200万円、純利益は同25.5%増の3億4500万円を、それぞれ見込んでいる。【了】