10%までの大量保有を発表
国内製紙業界2位の日本製紙グループ本社<3893>は3日、子会社の日本製紙が、北越製紙<3865>の株式を大量取得する方針を固めたと発表した。王子製紙<3861>による北越製紙株式のTOB(株式公開買い付け)阻止を目的とする。
日本製紙は、7日に予定されている三菱商事<8058>への第三者割当増資実施後の議決権比率ベースで10%未満の範囲内で、北越株の取得を目指す。7日の増資後、三菱商事は24.2%の筆頭株主となり、日本製紙が買い支えることで、王子による北越株の過半数取得がさらに難しくなる。
日本製紙は、2大メーカーとして同社と並ぶ立場にある王子が、北越買収で日本製紙を引き離すことを懸念。「本件買収が当社の著しい不利益となる可能性があり、看過できない」としている。また、買収強行が北越製紙の経営体制、従業員の生活、地域社会に加えて、製紙業界の秩序を乱す恐れがあるともしている。【了】
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