2010年2月 5日

相席ですみません?

最近、せっかく食べるなら勉強になるものをと思い、電車に乗って外出するときには見たい店を調べてから行くようにしている。しかし、昨日、時間があまりにもギリギリだったので、あまり考えずにラーメン屋に入った。やはりそれでも学ぶことはある。

結構よく見かけるチェーンのラーメン屋。ラーメンは500円台から。回転重視の店で、みな注文から待ち時間、食べている間ずっと下を見ている。

少し気になったのは「相席ですみません」を連呼していること。相席推奨の店を経営しているから気になるのだろうが、その言葉が「こんにちは」とか「いらっしゃいませ」とかの代わりになっている感じで、しかも、感情がこもっていない。

そうすると余計「すみません」が気になる。「相席」は「すみません」というべきものじゃないよと言いたいが、それは現状の日本の一般的な意見とは異なるので、そういう話ではない。店の構成上、相席にならなければ成り立たないだろうし、実際何年もそういう状況が続いているのだから、なんか考えたらいいのにと思うのだ。一般的な慣例に従って「相席すみません」で済ませるのは思考が停止している証拠だ。だからみんな下を向いてご飯を食べている。楽しそうじゃない。

その店にゆっくり寛ごうと思ってくる人はほとんどいないだろう。しかし、待ち時間に少しでも気分よく過ごしてもらう方法は山ほどある。習慣化した挨拶も、その意味を時々意識することにより、全然違うものになるだろうなー。

2010年2月 1日

動く、動かす

今日から株式会社旅と平和は3期目の下半期に入りました。

昨秋ごろから心の中で、今日という日から新たな展開に向けて行動を始めようと思っていました。三期目を「勝負の年」と位置付けていますので、この半年は動きまくりたい。そして、動かしまくりたい。

今日は昼から、同世代の子供を持つ経営者の友人が来パクしてくれこれからについて語り、その後、大学の後輩にあたる方が京都から来パクしていたのでさらに語り、商店街の理事会を終えて戻ると、最近接点の多い木村さんと飲食店立ち上げ間近でエネルギーの出まくっている佐藤さんと話をすることができ、決意を新たにしました。

失敗を恐れない。成功は失敗の反対語ではなく、成功は失敗の延長線上にある。成功するまでやる。以上。

「パクチーハウスに来たらたまたま予想もしなかった知り合いに会った」という旨の嬉しい報告をいただくことが多々ある。そういうサプライズ的な再会が日常になりつつあるのは嬉しい。また、偶然居合わせた人と共通点があったりで、店は盛り上がるのである。

昨日の経堂ビアガーデンでは、今度タイ料理店を経堂で開く予定の方が帰った後、同じ席に座った人と会話をしたら、かつて経堂でタイ料理店を経営したことのある人だったので驚いた。

今日は取材に来たタレントの方が、お客さんで来てた俳優の方と再会を懐かしんでいた。かつて同じ番組で共演したそうだ。

さらに、ランチで来てくれた友人が将来の構想として安房鴨川という土地で農業をやって暮らす話を聞かせてくれたのだが、その後に来たお客さんと話していたら、その方は安房鴨川の農家見学から帰って来たばかりだった。

どうなってるんだ!というぐらい、人と人は縁でつながっている。

2010年1月31日

2010年1月の読書記録

『iPhone情報整理術~あなたを情報''強者''に変える57の活用法堀正岳』(技術評論社、2009)
iPhoneの使い方事例がアプリの紹介とともに書かれていて便利。せっかくの機器を有効に使いたい人は、最初に目を通すとよいと思う。へーそんなことも、といった発見も多い。そこまでやるか...というものも含めて。

●庄司智子『うーらのオーガニックレシピ手帖2』(エンターブレイン、2009)
パクチーハウスで出版の打ち上げをしてくださり、著者からいただいた本。僕はほとんどレシピ本を読んだことがないが、素材に対するアイデアなど、非常に参考になった。美味しい一冊です。前作にも目を通してみたい。

●金森重樹『1年で10億つくる不動産投資の破壊的成功法』(ダイヤモンド社、2005)
不動産に関してはほとんど知識がないのだが、事業をやっている者の教養としてめくり始めた。事業融資の担保としての不動産の価値を改めて思い知らされると同時に、住宅ローンと不動産投資にかかる税金に関する差を初めて知った。無知はこわい。

●柏木珠希・高樹公一『副業で始める「飲食店ビジネス」-会社を辞めずに年商2億円のノウハウ公開』(講談社、2009)
サラリーマンが副業で飲食店を始めるという視点で、事例と方法論を書いた本。立場は違うけれども、非常に参考になる本だった。ケースの中にあった島居里至さんの例とやり方は興味深い。また、「平日の昼は本業をしている人」がいかに店舗を管理するかという点も興味深かった。

●Tim O'Reilly、Sarah Milstein『The Twitter Book』(Oreilly & Associates Inc、2009)
twitterの使い方が網羅されている。使いながらいろいろなことを身につけたり、発見するほうが楽しいと思うが。やたらとマスコミで連呼されているtwitterの面白さが少し使っても分からないけれど、それでも理解したいという方はページをめくってみてください。

●加藤ひろゆき『借金ナシではじめる激安アパート経営 不動産投資でつとめ人を卒業スル方法』(ぱる出版、2008)
不動産投資について学ぼうと適当に選んだ本。カタカナの混ぜ方と文章が好きではなかったが、内容は分かりやすく読んでよかった。不動産投資について知りたい人が最初に開ける扉として最適と思う。

●井寄奈美『小さな会社のトクする人の雇い方・給料の払い方』(日本実業出版社、2009)
人事の基本がわかりやすく書いてある。一応僕も人事の職歴はあるので、知っていることも多いが、自分の会社にあてはめようとするとき、参考になりそうだ。

●吉田信康『これならできる 小さな会社の超簡単経理―もう悩まないもう困らない会社の経理がらくらくわかる』(ぱる出版、2005)
前に買った本を確認をこめて目を通した。会社設立直後の事務を簡単に説明した本。現実的な解決法が書いてあるが、自分の会社はこの段階をこえて次のステップを踏まねばならない。税理士が書いた「税理士の選び方」は、交渉時の心構えとしてやや参考になった。

●「フォーチュン」編集部『シークレットアドバイス 世界トップの企業家・CEOが明かした「私の働き方」』(幸福の科学出版、2008)
世界の名だたる経営者の言葉が並べられている。印象に残る言葉も多いが、抜粋の仕方がよくないのだろう、全く魅力を感じない項目も多かった。この一冊を読むよりも、きちんと時間をかけてそれぞれの経営者の著作を読むべきと感じた。

●中村伸一『感動が共感に変わる』(こう書房、2008)
やけにアマゾンの評価が高い本。「俺」の考え方はわからないこともないのだが、そこにのめりこめない人は同社のツアーをどう捉えるのだろうか。強いコミットを求めるツアーを開催しているだけに、その反動も大きいのではないかと、読書の途中から思った。


⇒過去の記録:
09年|121110987654321
08年|121110987654321
07年|121110987654321

2010年1月30日

完全禁煙で地域活性化

東京都福祉保健局の受動喫煙防止対策研修会で講演した。

会場は都民ホールというたいそうなところ。少し早目に行って準備をしようと思ったら、控室に通された。いわゆる楽屋みたいな部屋。担当の方がずっと付き添ってくれ、準備できず(笑)。僕の前に立教大学の野崎俊一先生が80分話をするというので、その間にも準備できるかなと思ったら、一番前の「講師席」に座らされ、"内職"できる雰囲気ではなかった。

野崎先生の話は飲食店のたばこ対策をマーケティングの側面から話をされていて面白かった。イギリスに10年もいらしたということで、また話す機会があればなと思う。

僕は完全禁煙レストランの事例ということで登場。それだけで30分は長いよなと思ったのだが、完全禁煙をするに至るための店のコンセプトということで、株式会社旅と平和パクチーハウス東京のコンセプトについて語らせてもらった。

しゃべっているうちにずいぶん楽しくなった。完全禁煙にすると、喫煙者は席を離れて外に行かなければならないので、店内に動きが生まれ活発になるとか。オフィスの喫煙所が社交の場になったりビジネスの新たな展開を生むきっかけになるというポジティブな側面を同様に利用して、商店街の喫煙所を集約することで複数の店の酔客同士が交流できるとか。

聴衆のほとんどは、市区町村の受動喫煙対策担当者ということらしかったので、「完全禁煙は個店の問題にとどまらず、地域活性化の重要なツールとなる」とブチあげたら、なかなかウケていました。研修会の前後に何人かの方と話をして思ったのは、時代の流れだから協力いただけないかという形で仕事を推し進めようとしていること。コンセプトや思いというものからはほど遠い印象。

時代は流れるものではなく、創るものだ。方向としては今後、完全禁煙・完全分煙を目指そうとしているのだと思うが、時代の流れなんて言葉でごまかさないで、多くの人が納得する面白い仕掛けを作ればいいのに。リーフレットとステッカーだけではねぇ...。

2010年1月29日

商店街のウェブ

商店街のウェブを大きく変えることになるかもしれない。5年前に作られたサイトがすでに時代遅れになっている件を、製作担当者に初めて会う機会があったのでそれを伝えたら、それを認めただけでなく、新しい動きには消極的だった。

常にアクティブなサイトであるべきことは、自分の会社のサイトが目指すところと同じだが、ある積極的な店舗の情報だけが流れやすくなるということで、抵抗にあうかもしれない。しかし、やるべきことは機会を平等に与えることであって、結果がどうなるかはまた別の話だ。

パクチーハウスに出入りしているお客さんの中には、今の経堂の動きに興味を持ってくれる人が結構いる。そうした人の力を借りながら、面白い提案ができればと思う。楽しみだね。

2010年1月25日

経堂はますます熱く!

経堂はホントに面白い街だと思う。ここで商売を始めて2年超。さまざまな知り合いができ、また、いろいろな人の力で、経堂の魅力を多くの人に知ってもらえるのは嬉しい。

商店街理事になりもうすぐ一年になるが、こちらはお手伝い程度しかできず、歯がゆい思いだ。しかし、昔ながらの組織に首をつっこみながら、新しい時代のうねりに力を尽くすべきだと思っており、できることをやりきることが今の僕にとっては重要だと考えている。

さて、飲食店を経営しているので、ときどき起業相談に来てくれる人がいる。僕とて非常に浅い経験なので、アドバイスというよりは自分が何をしてきたかを言うほかないのだが、動きだすエネルギーを持つ人との接触で、常にリフレッシュできている気がする。

店の立ち上げ当初からそういう話はけっこうあったが、昨年ぐらいから様子が変わってきた。最初の頃は「いつかワタシも店を持ちたいのです」という相談が多かったのが、この一年は「開業するには何する?」という具体的なものが増えてきたのだ。

そして、その結果、その人たちが起業するシーンを眼前で見ることになる。

しかも、最近経堂に店を開こうとしている人が、すでに知りあっている人の中で増えまくり! まもなく経堂西通り付近に開店の「410」。パクチーハウスから徒歩一分のカフェ&バーも3月初旬オープン? そしてダム本屋や社会貢献飲み屋もたぶん近いうちに開くのだろう。 また、立ち飲みとタイ料理も候補地として経堂をあげている方がいて、もう本当に楽しみは尽きない。これが2010年の前半に起こりそうなのだから、一体どうなってしまうのか!

というわけで、経堂ビアガーデンを今年もやっていくわけですが、今年の最初は1月31日。さばのゆ、アクセルイン、ビストロ一平、パクチーハウスを回遊しながら、ぜひ経堂の熱さを感じてください! 夕方以降開店or本格開始ですが、パクチーハウスは午後1時半開店ですので、激しい夜に備えてはやめにゆるく飲み始めるコトをお勧めします。

2010年1月23日

旭屋出版『近代食堂』

twitterをお客さんとのコミュニケーションに有効に使ってるといろいろな方から言われ、また、取材が来るたびにいかにtwitterを便利に使っているか力説してたのだが、これまで取り上げられず。初めてtwitter絡みで『近代食堂』に取り上げていただいた。

twitterの検索機能からお客さん候補にコミュニケーションを取っている件、twitter経由で有志が"友の会"を開いてくれている件が紹介されている。

記事にはファーストコンタクトから「3日以内に来店しているケースもある」とあるが、その実、「2年前から気になってまだいけてません」という旨つぶやいた人が、その日の夜にご来パクするというケースもある。

最近、メディアでもtwitterを取り上げまくっているので、商店街を歩いていても、どこかの店に入って食事をしても、商店主にtwitterのよさを説明するというパターンになってきている。気になったときにすぐ始めないと効果は薄れるのだが、始めてもらうまでのハードルは高い。

記事: http://pieceofpeace.org/pressrelease/100122paxi.jpg
@paxi: http://twitter.com/paxi
@paxhousei: http://twitter.com/paxihouse

2010年1月20日

子連れ外食 #sushi #30min

妻の誕生日に寿司屋にでも行こうと思って。

最近ずっと行ってなくて、なんとなく敷居が高い感じがしていた。うちはかなり子連れ外食する方だと思うが、なんとなく遠慮。そして、おそらくテレビの影響で、寿司屋は特別な場所みたいにいつの間にか思い込んでいた。

twitterで「子連れにオススメの回らない寿司屋は?」と尋ねると、(転送しているmixiボイスもあわせて)15件ぐらいの情報が寄せられた。ちょっとだけ調べて直感で千川の「磯春」という店に行った。

カウンターのほか、4人掛けの椅子席が2つ、奥に座敷があった。息子はその前に公園で遊びすぎ、寿司屋ではずっと寝ていたので、どこの店に行っても同じだったといえばそうなのだが(笑)。奥の座敷にも赤ん坊がいるようで、時折泣いては場を盛り上げていた。

美味しい寿司を食べながらふと思いだした。うちは幼いころ、ほとんど外食はなかった。どこかへ出かけてついでにファミレスに寄って、味が濃すぎて兄弟全員で戻したりした思い出がある。でも、年に一度、親父の行きつけの寿司屋に家族で出かけることだけは決まっていた。

そうだ、寿司屋は家族で行く場所。店主がカウンター越しに話してくるのが、いつもの夕食と違って楽しいというのが当時思っていたことだ。わさび抜きだよなと言われたら、ちょっとだけ入れてと言い返して、結局食べられなかったり。

親父と店主のやり取りから、家では見せない親父の姿を感じ取ったりする。親父の行きつけの店に、年一回でも行くことが嬉しい。30min.で調べたら、うちから半径2km以内に寿司屋が30軒以上ある。寿司屋は地域のコミュニティの一部ではないか。そこから子どもを排除したら、社会がおかしくなる。

パクチーハウスの事業計画書に、「父親の行きつけの店に、週末は家族で行く」ことも書いてある。子連れで外出することにハードルがあること自体が、社会の病なのかもしれない。

2010年1月18日

パクチーハウスなう

今週は社員に業績の説明を。折にふれて状況を伝えているつもりだったが、あまり分かりやすくなかったらしい。年末に指摘を受けた。今後できるだけ認識を共有したいと思う。人に説明すると自分の理解も深まるだろうし。株主にも来てもらおうかな。一年に一回顔を合わせるだけじゃ面白くないと思ってきた。四半期に一回とかだと報告だけでなく、意見ももらいやすい気がする。

パクチーハウスは、店舗としては順調に推移している。が、もともとの目的である「旅と平和」の事業化のために会社としてやることはいくらでもある。スタッフに任せ、スタッフが存分に力を伸ばし、発揮できるように環境を整えたい。2009年はどのようにそれを作ればいいかを学んだ年、2010年はそれを土台として固める年だ。旅人としての経験値が高いスタッフが多い。社員5人、アルバイト10人は、どこに出しても恥ずかしくないぐらいの旅人スピリットを持っている。

常に新しいことをリリースしたい。スタッフは実行部隊ではなく、発信源であるべきだ。これができれば発展し続けるだろうし、できなければやがて消滅する。

直近にパクチーハウスで起こる、新しいことを紹介しておく。

・土曜日の昼間にいつもと違うパクチー料理を出す「宙's day」(土曜日なのにチューズデー、笑)
 ⇒1/23, 1/30, 2/6, 2/13, 2/20, 2/27の全6回(13:30~)
・立ち飲みスタイルの店舗内店舗「Public'S'peace」(パブリック・ス・ピース)の改造
 ⇒2/1からの予定。樽のみのメニューの充実化、スペースの拡大、店内をうろつく人を増加
・地球を救うカレーライスの普及
 ⇒各種サービスの実行。とりあえず1月中はパクチーサラダ食べ放題。カレーを食べ終わった後に、パクチーサラダをつまみながら、いつまでもビールが飲める。有給休暇を取る価値アリ!

では、ご来パクをお待ちしております。