株式会社旅と平和を設立した。
「旅と平和」について漠然と考え始めたのが5年前。キルギズにて。
「旅と平和」を自分のサイトのタイトルに冠したのは4年前。イギリスにて。
「旅と平和」を何らかの形で事業化したいなと思ったのは3年前。イギリスから帰国して実家で同名の論文を書いていたとき。
「旅と平和」で初めて講義をしたのは2年前。明治学院大学にて。
「旅と平和」の講義を英語でする機会を受けたのは1年前。同じく明治学院大学で、UCLAの交換留学生向けに。
そして今回、「旅と平和」を会社にした。
会社を初めて創るのは1回だけなので(あたりまえだが)、この日のことを記録しておきたい。
朝6時に起床。よく晴れていた。きれいな空気を吸いたいと思い、砧公園へ向かった。帰宅して朝食を摂った後、幼馴染のnsmst夫妻からもらった“旅人の木”を持ってバルコニーで記念撮影をした。
暑い日ざしを受けながら自転車で出かけた。世田谷区役所で印鑑証明書を取ってから、法務局世田谷出張所へ。2Fにある登記の受付で確認すると、収入印紙15万円分を“下”で買うよう言われた。“下”に行くと、そこでは現金しか扱っていないことを知った。今のこの時代に、デビットカードとかクレジットカードとか使えないのはどうかと思う。15万円現ナマですか! 急ぎ、近くのATMへ走った。最近は一つの銀行で10万円までしかおろせない設定になっているのであやうく足りないところだった。戻って15万円を払うと、小さい紙ペラ2枚に化けた。領収書には「宗定商店」と書かれていた。法務局の中で個人商店…? だとすると、こんなところで独占的に商売できるのはおかしくないか。法務省の下の不平等?
再度“上”に行くと、書類をざっと確認して、登記の申請書類の上に電話番号を書くように言われた。「何か問題があれば電話します。15日までに連絡がない場合はミスがなかったということなので、登記は無事終了です」。ミスなく登記が終わった場合も、そのときには連絡くれればいいのに、と思うのは僕だけではないだろう。なんか減点主義っぽい。申請はそれで終了。あっさりしたものだ。
一瞬だけ自宅に戻り、二子玉川の髙島屋に買い物に出た。服売り場で緑系のものを探した。夜の“パクチーの日”祝賀会で、告知文に「何か緑色のものを身につけると楽しいかもしれません」と書いておいたので、主催者である僕がそうしないわけには行かないと思い、せっかくなので服を新調しようと思ったのだ。紳士服売り場をぐるっと一周して、気になった服の中から店員の接客がよかった店を選んで購入。さわやかなグリーンの服が手に入った。気分がよかったので店員をパクチー狂会に勧誘して帰って来た。
昼食は自宅でジャージャー麺風素麺を食べた。前日の挽肉のそぼろが余っていたので夏野菜のそぼろ丼にでもしようかと思ったのだが、息子・慧が「ジャージャ、ジャージャ、ジャージャメン」と言ったように聞こえ、急遽変更したのだった。
その後、美容院で散髪。この1年ぐらい通っている店。僕は散髪で気に入った店がなく、長年“初回キャンペーン”をはしごしていたが、32歳にして初めて続けて通ってもいいかなと思える店に出合ったのだ。3回行くと4回目は無料という無茶なオープニングキャンペーンにつられたのもあるが、暑いときに行くとお茶を出してくれたり、汗がひくまでくつろがせてくれたりというちょっとしたところでのポイントが高い店だと思う。
夕方、会社のウェブサイトのアップロードなどをして、バス+電車でこの日の会場である中目黒『風雅』へ。開始の1時間弱前に到着し、店員と雑誌の取材スタッフと打ち合わせをした。メニューの一部を味見したりして、ワクワク感が募った。
予定時刻の7時半前から次々に人が集まった。連絡なしでキャンセルした人は一人もおらず、主催者としては非常に助かった。受付にやや手間取り、7時40分ごろ最初の“カンパク”。メニューは以下の通りだった。
サラダ
海の幸のアッサリサラダ
前菜
鶏ムネ肉を使った一口サイズの前菜
自家製パン
パクチーを練りこんだフォカッチャ
パスタ(1)
ショートパスタを使ったパクチーペースト和え
パスタ(2)
パクチーを練りこんだ自家製パスタ 辛いミートソース
メイン
炭焼きローストのハーブ風味
おまけ
フォカッチャを使ったパクチーピザ
デザート
グラニタ(イタリア風カキ氷)パクチーのシロップ
ドリンク
飲み放題!
メルマガの特別版を紙で配り、午後8時9分(パクチー時間)に会社を設立したことと、パクチーハウスを秋に開く予定であることを発表した。また、2年前に僕が開いた花見番外編@青山墓地で知り合い、パクチー狂会のオフ会で繰り返し会っているうちに先日結婚に至ったte2さんとyamapakuさんをみんなで祝った。いやぁ、ホントにめでたいことです。「パクチーは一年草ですが、一粒の種から百粒以上の種が実ります。お2人にはそんな愛を育んでほしいと思います」。思いつきでしゃべったにしてはなかなかいいフレーズが出たものだ。
祝賀会には全部で41人が来てくれた。そろいもそろったパクチー狂。2年前にこの草に注目した着眼点は間違ってなかったなと思う。店の配慮で、時間終了後も屋上バルコニーなどで来てくれたみなさんと語らった。
*当日の様子は日本パクチー狂会のウェブサイトで報告するほか、8月30日発売の徳間書店刊『食楽
』にも掲載される予定です。
とりあえずハコはできたので、これから中身をどんどん作っていきます!