2008年1月31日

08年1月の読書記録

シルヴァン・ダルニル、マチュー・ルルー『未来を変える80人 僕らが出会った社会起業家』(日経BP社、2006)
世界にある社会的ビジネスを起業した魅力ある人がたくさん紹介している。こういう人に会うための旅をした著者はスゴイ。それぞれの紹介に紙数をさけていないのが残念。もっと惜しみなく情報を出して欲しい。せっかくいい旅をしているのだから。

北尾吉孝『何のために働くのか』(到知出版社、2007)
メディアが伝えた著者の姿と、この本に現れているそれはかなり違う。著者は魅力的なリーダーなのだろうと思わされた。また、そうなるための素地は、たゆまぬ努力で作り上げるものだということを教えてくれる。

須藤元気 幸福論

大西啓義『「落とし処」の研究―実践・交渉学入門』(ダイヤモンド社、2000)
交渉においてwin-winの関係の大切さを説いた本。内容にはかなり納得できる。自分自身のマインドコントロールが最も難しく、重要。そうだよなーと思う。

本田健『きっと、よくなる!』(サンマーク出版、2004)
同じ状況で楽しんでいる人とそうでない人がいる。お金や時間の価値を自分で決めないで人に決めてしまっている人が多い。この本には概ね共感した。多くの人は時間がなくて行動できないというが、行動する人ほど時間が持てるのだと思う。

森久保成正『小さな飲食店で年商1億円を稼ぐ儲けのルール―独立起業の夢をかなえる仕事の基本とコツ』(ぱる出版、2005)
基本的にアタリマエのことが書いてある。ただし、それを店全体で徹底させるとなると話は別だ。チェックリストとして利用価値のある本だった。店外での導線と看板設置については非常に参考になった。

本田健『図解 ユダヤ人大富豪の教え』(大和書房、2004)
「絶妙なタイミングに素晴らしい人と会える」こと。偶然なのか、運命なのかは分からないが、そういうことはあると思う。常にポジティブに物事を捉えていれば、全ての出会いや偶然をいい方向に持っていける(または解釈できる)ということなのかもしれない。

上村達男、金児昭『株式会社はどこへ行くのか』(日本経済新聞出版社、2007)
読み物として非常に面白い。近年の株式会社関連事件とその報じられ方を痛烈に批判している。しかし、あまりに現状と離れた論の進め方をしているので、反発する方も多いだろう。専門的知識はほとんどないのでよく分からないが、事件を多角的な視点から見る助けにはなりそうだ。

デイヴィド・クレイグ『コンサルタントの危ない流儀』(日本BP社、2007)
コンサルタントについて書かれた興味深い本。誰もが感じている胡散臭さを、コンサルとして活躍していた人が書いた。コンサルにはいい面、悪い面があるだろうが、これぐらい毒づいた本を読んでからアプローチしたほうがいいと思う。経験のない人が、経験のない分野で経営陣に入り込んで行くさまは、どんな商品でも売ることができる優秀な営業マンに似ている。共通するのは人に心理的に攻めていることだ。

⇒過去の記録:
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パクチーハウスの営業部長

そうそう。

昨日からグルメぴあに掲載されています。わが息子・慧も役職つきで紹介されています(笑)。

【グルメぴあ ニューオープンレビュー】

2008年1月30日

六本木ヒルズでニアミス

今日、読売新聞の取材を受けていて記者の方と話をしていたとき、面白い縁を見つけた。

ライブドア事件の最中、六本木ヒルズでニアミスしていたのだった。「社内の様子を報じたんですよ~」というと驚いていた。ライブドア・ニュースは視点が面白かったですねぇと言われたのは嬉しい。好き勝手に書いていただけではあるが。

思えば、あの混乱からは2年、ライブドア・ニュースの閉鎖が決まってからはちょうど1年が過ぎた。一部連絡が取れていない人がいます。どうしてますか?

23日夜、ライブドア本社で、幹部からの「堀江社長逮捕」の説明に耳を傾ける社員(撮影:吉川忠行)

2008年1月28日

ご馳走が飛び込んできている

今週もいろいろな人に出会えたことに感謝。店を開いて2カ月が経ち、少しは認知度が上がったのだろうか。数年来の友人たちがほぼ毎日次々に来てくれたし、ものすごくたくさんのネタを持ったお客さんたちが、paxiを面白がってくれた。今の気分を例えるならば、口を開けているだけでたくさんのご馳走が飛び込んでくるような感じ。消化不良はまずいが、しっかりと咀嚼して吸収したい。

その他、店の前で出会った人もいた。看板を出すとき、しまうときのほんの数分×1週間のうちに、たまたま話すことになった人たち。そんな中にも今後の成り行きを決めそうな出会いがあった。店舗はパブリックスペース。僕自身の構想が、ここへ来る人たちの感性に影響を受け、新しいカタチが生まれる。

明日は週1日の完全オフ。オープン以来これまでは、細かい事務作業をこなす日として使っていたが、そういうのは日曜日の帰宅後寝る前に終わらせようと決めた。今、それらが終わり眠ろうとしている。少しはメリハリがつけられるようになったのだろうか。

午後9時からお茶の間の真実とかいう番組で、パクチーのことを放送するそうです。今回はパクチーハウスがメインではないですが、取材協力をしたのでほんの少しだけパクチーハウスが出るかも。月9ドラマの裏番組なので、どうなんだろう?

2008年1月22日

つながり

飲食店、の開業を決意してから約10カ月だ。店の面白さは、自分が想像もつかないような人と出会えること。僕は会いたいと思う人が見つかると、その人に会えるように行動するタイプだが、店を持っていると想像の範囲を超えて面白い人が目の前に現れてくれる。

今日もそうだった。開店時間前に来た2人組と話をしていると、ものすごいエネルギーをもらった。そのうちの一方が言っていた「ヘンな人の周りにはヘンな人が来るんだよ」という発言に全く同意。その上で、ヘンという形容詞を他のどの形容詞に変えても、成り立つフレーズである。

さらに今日は、店を開く上で参考にした3店舗の方々が来てくれた。まず午前中はプラトーンアジアンフードのナティニーさん。トムヤムクンの作り方の指導をしてもらった。夕方はひつじやのアルンさん。短い休憩時間に駆けつけてくれた。そして営業終了後には風雅の坂井くん。この2カ月で出てきた疑問点などに彼の経験から的確に答えをくれた。

人とのつながりは大切であると改めて感じた一日だった。今まで出会った人に刺激を受け、パクチーハウス東京という店を作ったのだ。店が軌道に乗ったら次は、店で出会った人たちとたくさんのコラボレーションをしていきたい。

2008年1月17日

人に任せること

今日発売の『モノ・マガジン』はパクチーハウス東京のために1ページを割いてくれていた。しかも、僕の紹介として「パクチー狂会主宰」のほかに「旅と平和の代表」と書いてくれ、嬉しい限りだ。“株式会社”とかが冠されていないので、初めて見た人は「旅と平和の代表」という文言に驚くでしょう? 一体この人はなんなんだという感じで(笑)。

さて、昨日・今日は店の運営を他の人に任せることになった。人に任せるのは事業を発展させるために重要なこと。頭では理解していても、機会がないと難しいものだ。最近はアルバイトで来てくれる人により随分いろいろな物事がうまく進んでいたので、“任せる”勇気がやっとできた。

昨日は、僕の会社も加盟している経堂農大通り商店街の新年会に出席するために、1時間強店から完全に離れた。歩いて2分ぐらいの店に行くだけなのだが、初めての経験だから、ドキドキした。そして今日は、店内にいながら、客席から店の運営を見ることにした。

自分がいると、ついついいろいろなことをやろうとしてしまう。アルバイトで来てくれる人には、それぞれの個性があってそれを生かしたいと思う一方で、瞬間的に忙しかったりすると、仕事の分担よりもその場の解決のために自らが動いてしまう。しかし、店舗オープンから2カ月目にもらったこの機会を利用して自らの手から仕事を手放すことにより、新しい境地を開拓した。つまり、いつも自分がこなしている仕事は他の人でもできることであり、それどころか自分以上によく、それをやってくれるということだ。

これからやりたいことが山ほどある。それは一人ではできない。いろいろな人に協力を求めていく必要があるのだろう。この2日間の経験をもとに、その度合いを増して行こうと思う。面白いことが加速する第一歩を踏み出せたかな。

2008年1月14日

メディアはパクチーに弱い?

パクチーハウス東京はメディアに強いという噂が独り歩きしている。実際のところはメディア戦略はほとんど何もしていないので、パクチーハウスがメディアに強いのではなく、メディアがパクチーに弱いのだと思う。

変わったことをすると取り上げられるだろうということは、僕がライブドア・ニュースに所属し記事を探していたときの経験から予測できていた。店を開けば2つぐらいの雑誌に載せてもらえるという確信はあった。会社を作って最初の事業が少しでも注目されれば、後々の事業展開をするときにもいい方向に働くと思ったので、そういう意味でパクチーハウスを最初の事業に選んだのは正解だったと思う。

来週からの1カ月間で、8つの雑誌に掲載されることが決まっている。ちょっと多すぎるかな。取材をどれだけ受けるべきか考える必要はあるのだろうか。僕のスタンスは、来てくれたお客さんを可能な限り店にいれたいのと同じ理由で、話を聞きにきてくれる人を受け入れるということ。売り込みの営業マンでも受け入れる。時間がある限り、せっかく来てくれた人と話がしたいからだ。

以下の雑誌に掲載されます。ぜひ買ってください。
・『mono magazine』(1月16日発売号)
・『メトロミニッツ』(1月20日発行号)
・『ビジネスチャンス』(1月22日発売号)
・『サンデー毎日』(1月27日発売号)
・『L25』(1月31日発行号)
・『日経レストラン』(2月1日発売号)
・『ミセス』(2月7日発売号)
・『Coyote』(2月10日発売号)

2008年1月 8日

ニッポン放送の生中継に出ます

本日午後4時48分~55分まで、ニッポン放送の生中継をパクチーハウス東京にて行います。お時間のある人はぜひ聞いてください。

「高嶋ひでたけの特ダネラジオ 夕焼けホットライン」(15:30~17:30)という番組の、「街角ステーション 噂を求めてどこまでも」というコーナーです。生放送なんてどうなるんでしょう。

3週間前に連絡をもらい、A4一枚の企画書をもらっただけで、打ち合わせとかなにもしていないけど、いいのだろうか。何話せばいいんだ?

お暇な方はぜひこの時間、パクチーハウスにお越しください。「そこにいる人に話を伺う」そうですよ。

2008年1月 4日

Piece of Peace事業、始動

ご来店くださった方は気づいていると思うが、paxi house tokyo(パクチーハウス東京)の壁は真っ白だ。「何か貼れば…」と何人の人に言われたことか。

新年から「何か」を貼っていく。この壁は“旅と平和”をテーマにしたギャラリー。このテーマに関するNGOなどが、この壁をアピールの場として無料で利用することができる。また、すべてのアーティストは、この場所でそれぞれの表現をしながら、僕らとともに“旅と平和”というテーマを追求していく。

本件、プレスリリースもした。名づけて「PieceOfPeaceプラザ」。さまざまな表現が、ここで行われる。興味のある人は一読の上、連絡を。

昨年は飲食店としてのパクチーハウス東京に注力せざるをえなかったが、今年は飲食店としてのクオリティを上げつつ、場所としての面白さをどんどん追求していきたい。個人や一零細企業の実力など知れているから、ここに来る多くの人の力を借りることになる。

このほかにも、プロジェクトコード「GOGH(ゴッホ)」と呼んでいる面白い試みなども発表間近。今年はPiece of Peace事業をどんどんリリースしたい。