08年1月の読書記録
●シルヴァン・ダルニル、マチュー・ルルー『未来を変える80人 僕らが出会った社会起業家』(日経BP社、2006)
世界にある社会的ビジネスを起業した魅力ある人がたくさん紹介している。こういう人に会うための旅をした著者はスゴイ。それぞれの紹介に紙数をさけていないのが残念。もっと惜しみなく情報を出して欲しい。せっかくいい旅をしているのだから。
●北尾吉孝『何のために働くのか』(到知出版社、2007)
メディアが伝えた著者の姿と、この本に現れているそれはかなり違う。著者は魅力的なリーダーなのだろうと思わされた。また、そうなるための素地は、たゆまぬ努力で作り上げるものだということを教えてくれる。
須藤元気 幸福論
●大西啓義『「落とし処」の研究―実践・交渉学入門』(ダイヤモンド社、2000)
交渉においてwin-winの関係の大切さを説いた本。内容にはかなり納得できる。自分自身のマインドコントロールが最も難しく、重要。そうだよなーと思う。
●本田健『きっと、よくなる!』(サンマーク出版、2004)
同じ状況で楽しんでいる人とそうでない人がいる。お金や時間の価値を自分で決めないで人に決めてしまっている人が多い。この本には概ね共感した。多くの人は時間がなくて行動できないというが、行動する人ほど時間が持てるのだと思う。
●森久保成正『小さな飲食店で年商1億円を稼ぐ儲けのルール―独立起業の夢をかなえる仕事の基本とコツ』(ぱる出版、2005)
基本的にアタリマエのことが書いてある。ただし、それを店全体で徹底させるとなると話は別だ。チェックリストとして利用価値のある本だった。店外での導線と看板設置については非常に参考になった。
●本田健『図解 ユダヤ人大富豪の教え』(大和書房、2004)
「絶妙なタイミングに素晴らしい人と会える」こと。偶然なのか、運命なのかは分からないが、そういうことはあると思う。常にポジティブに物事を捉えていれば、全ての出会いや偶然をいい方向に持っていける(または解釈できる)ということなのかもしれない。
●上村達男、金児昭『株式会社はどこへ行くのか』(日本経済新聞出版社、2007)
読み物として非常に面白い。近年の株式会社関連事件とその報じられ方を痛烈に批判している。しかし、あまりに現状と離れた論の進め方をしているので、反発する方も多いだろう。専門的知識はほとんどないのでよく分からないが、事件を多角的な視点から見る助けにはなりそうだ。
●デイヴィド・クレイグ『コンサルタントの危ない流儀』(日本BP社、2007)
コンサルタントについて書かれた興味深い本。誰もが感じている胡散臭さを、コンサルとして活躍していた人が書いた。コンサルにはいい面、悪い面があるだろうが、これぐらい毒づいた本を読んでからアプローチしたほうがいいと思う。経験のない人が、経験のない分野で経営陣に入り込んで行くさまは、どんな商品でも売ることができる優秀な営業マンに似ている。共通するのは人に心理的に攻めていることだ。

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