08年10月の読書記録
● 井野朋也(ベルク店長) 『新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには?』(ブルース・インターアクションズ、2008)
立地条件は全然違うが、店舗経営に関する考え方が共通している気がする。個人店がどんどんなくなることで、街がつまらなくなっているのは誰もが実感していることじゃないか。新宿駅で頑張っているこの店は、いつまでも残って欲しい。新宿駅を通るときは寄ることにしよう。
● 田中優 『世界から貧しさをなくす30の方法』(合同出版、2006)
自分たちの日常と、世界の問題がどのようにつながっているかを分かりやすく解説してくれている本。一度は、いや、ときどきは目を通し意識しておくべき事項で満載だ。たまたま経堂のフェアトレードショップで見つけた本。
● サフィア・ミニー 『おしゃれなエコが世界を救う 女社長のフェアトレード奮闘記』(日経BP、2008)
経済の主流を占めている大企業が変わらなければという視点を、自分のビジネスをそうしてみせるという気概に変えているところがこの人のエネルギーの原動力なのだろう。今後格差が広がるのかなくなっていくのかは不明だが、フェアトレード的な立場で貿易をしていくことは価値あることだと思う。本書の中で先進国より発展途上国の子どもの方が、大人や仕事を身近に感じているという見方は興味深い。
●石積忠夫 『正直者はバカをみない―日本一の見本市ビジネスをつくった男の成功哲学』(ダイヤモンド社、2007)
何度か取材でリード社主催の展示会を訪れたことがあるが、本書のような努力と哲学があるとは知らなかった。展示会の成否は営業力にある、という考えには納得。僕がパクチーハウスを通じてやっていきたいこといくつも実行している人だ。世の中を動かす人のアイデアと実行力はすごい。
●ISSコンサルティング(編) 『外資系トップの仕事力―経営プロフェッショナルはいかに自分を磨いたか』(ダイヤモンド社、2006)
大きな目標、野望を持ちながらも、自分のキャリアについては時代の流れや縁を大事にしながら築き上げていったさまがよく分かる。最初から自己を固めさせられている最近の新卒学生の就職活動がいかに正しくないか、また、会社に入った後の多くの人の行動がその結果諦めに満ちているかということがよく分かる。
●勝間和代 『読書進化論 人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか』(小学館、2008)
「これからの読書」について書かれた本。ちょうど自分の著書が世に出たタイミングでこの本を読めたのは嬉しい。本を出すのは目的でなく手段と捉え、これを利用していかねばらなないと改めて思った。
●渡辺仁 『起業のワナ』(日本実業出版社、2008)
起業の失敗事例について書かれた本。失敗に共通することとして書かれていることは非常に参考になる。過信や自分の信念をもてなくなることが最も多い失敗事例と思う。自分の事業は自分でやれってことだな。
●松本拓也 『小さなニュースに火をつけて売る~パワーブロガーはお客をこうつかむ』(技術評論社亜、2008)
ブログのプロモーションについてかなり詳しく実感を書いた本。いろいろな点で参考になった。経験的なことから記している。
● フィル・ローゼンツワイグ 『なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想』(日経BP社、2008)
たしかにその通りである。面白い視点で本をまとめている。また、ハロー効果という誰でも陥りがちの誤りについては納得できた。しかし、本の分析が結果的に間違うのは当たり前であり、読んでいるときにそのことに思い至らなければちゃんとした読書などできない。
●柴山政行 『Google経済学(グーグル経済学)~10年後にトップに立てる新経済学入門~』(フォレスト出版、2008)
久しぶりに買って損したと思った本。自分にとって面白くない本はもちろんいくらでもあるだろうが、この本は期待値が大きかった分だけ、そう思った。会計については基礎知識程度だし、無理矢理googleで検索しているだけ。googleのサービスの紹介にしても目新しいところはなく残念。googleを使えばもっともっと魅力的なことが書けると思うが。
⇒過去の記録:
08年|9|8|7|6|5|4|3|2|1|
07年|12|11|10|9|8|7|6|5|4|3|2|1|
立地条件は全然違うが、店舗経営に関する考え方が共通している気がする。個人店がどんどんなくなることで、街がつまらなくなっているのは誰もが実感していることじゃないか。新宿駅で頑張っているこの店は、いつまでも残って欲しい。新宿駅を通るときは寄ることにしよう。
● 田中優 『世界から貧しさをなくす30の方法』(合同出版、2006)
自分たちの日常と、世界の問題がどのようにつながっているかを分かりやすく解説してくれている本。一度は、いや、ときどきは目を通し意識しておくべき事項で満載だ。たまたま経堂のフェアトレードショップで見つけた本。
● サフィア・ミニー 『おしゃれなエコが世界を救う 女社長のフェアトレード奮闘記』(日経BP、2008)
経済の主流を占めている大企業が変わらなければという視点を、自分のビジネスをそうしてみせるという気概に変えているところがこの人のエネルギーの原動力なのだろう。今後格差が広がるのかなくなっていくのかは不明だが、フェアトレード的な立場で貿易をしていくことは価値あることだと思う。本書の中で先進国より発展途上国の子どもの方が、大人や仕事を身近に感じているという見方は興味深い。
●石積忠夫 『正直者はバカをみない―日本一の見本市ビジネスをつくった男の成功哲学』(ダイヤモンド社、2007)
何度か取材でリード社主催の展示会を訪れたことがあるが、本書のような努力と哲学があるとは知らなかった。展示会の成否は営業力にある、という考えには納得。僕がパクチーハウスを通じてやっていきたいこといくつも実行している人だ。世の中を動かす人のアイデアと実行力はすごい。
●ISSコンサルティング(編) 『外資系トップの仕事力―経営プロフェッショナルはいかに自分を磨いたか』(ダイヤモンド社、2006)
大きな目標、野望を持ちながらも、自分のキャリアについては時代の流れや縁を大事にしながら築き上げていったさまがよく分かる。最初から自己を固めさせられている最近の新卒学生の就職活動がいかに正しくないか、また、会社に入った後の多くの人の行動がその結果諦めに満ちているかということがよく分かる。
●勝間和代 『読書進化論 人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか』(小学館、2008)
「これからの読書」について書かれた本。ちょうど自分の著書が世に出たタイミングでこの本を読めたのは嬉しい。本を出すのは目的でなく手段と捉え、これを利用していかねばらなないと改めて思った。
●渡辺仁 『起業のワナ』(日本実業出版社、2008)
起業の失敗事例について書かれた本。失敗に共通することとして書かれていることは非常に参考になる。過信や自分の信念をもてなくなることが最も多い失敗事例と思う。自分の事業は自分でやれってことだな。
●松本拓也 『小さなニュースに火をつけて売る~パワーブロガーはお客をこうつかむ』(技術評論社亜、2008)
ブログのプロモーションについてかなり詳しく実感を書いた本。いろいろな点で参考になった。経験的なことから記している。
● フィル・ローゼンツワイグ 『なぜビジネス書は間違うのか ハロー効果という妄想』(日経BP社、2008)
たしかにその通りである。面白い視点で本をまとめている。また、ハロー効果という誰でも陥りがちの誤りについては納得できた。しかし、本の分析が結果的に間違うのは当たり前であり、読んでいるときにそのことに思い至らなければちゃんとした読書などできない。
●柴山政行 『Google経済学(グーグル経済学)~10年後にトップに立てる新経済学入門~』(フォレスト出版、2008)
久しぶりに買って損したと思った本。自分にとって面白くない本はもちろんいくらでもあるだろうが、この本は期待値が大きかった分だけ、そう思った。会計については基礎知識程度だし、無理矢理googleで検索しているだけ。googleのサービスの紹介にしても目新しいところはなく残念。googleを使えばもっともっと魅力的なことが書けると思うが。
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