2009年1月31日

2009年1月の読書記録

●リカルド・セムラー『奇跡の経営 一週間毎日が週末発想のススメ』(総合法令出版社、2006)
会社を経営する者として、本書に書かれていることはぜひ実行・実現したいものだ。社員を管理したいとは全く思わない。社員をオトナとして扱えというのはすごくアタリマエだけどほとんどの会社ができていない事実。何度も目を通したい一冊。

●堀紘一『一流の人は空気を読まない』(角川グループパブリッシング、2008)
「エリートとは、大衆のために犠牲になれれる人間である」。日本に真のエリートがほとんどいないということが、この定義づけによってよく分かった。"空気を創る"人間になって行きたいと思う。勝負どころは人生においてそれほどないのだから、とことん勝負せよというメッセージは勇気づけられる。僕のこれまでの勝負どころは、富士通退職、渡英、起業の3つかな。

●坂本光司『日本でいちばん大切にしたい会社』(あさ出版、2008)
経営者なら読むべき1冊。目先の数字で考えることを常に求められている気がしてしまうが、自分が起業した目的を常に意識していたいと思う。それぞれの事例はすばらしい。何度も読み返したい。これから不況といわれ世の中が騒がしいが、「不況だからなおさら人財がほしい」「景気は与えられるものではなく、創るもの」と言い切りたいと思う。

●本田直之『レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術』(東洋経済新報社、2007)
仕事のためのトレーニングの必要性、無意識化・習慣化の意義について書かれた本。初めてレバレッジシリーズを読んだときはなんだか息が詰まりそうなやり方だと思ったが、いくつかを実践するとその効果に驚く。ときどきめくりたい一冊。

●ピーター・D・ピーダーセン『ビジョンなき国のビジョンある人々―地球とつながる21のヒューマンストーリー』(海象社、2002)
世の中にはすばらしく、面白い活動をしている人がたくさんいる。その活動がなかなか広がっていかないのはなぜか。この本を知って読むまでに、僕は発売から7年近くかかっている。もっと早く伝える方法があるのでは、と思いながら読んだ。感激のストーリー。

●山下柚実『客はアートでやって来る』(東洋経済新報社、2008)
昨年4月にも読んだが、対象となっている大黒屋旅館に行ったのでまた読んだ。周囲の旅館が閉じているオフシーズンでも客足が途絶えない秘訣は分からないが、奥が深いと感じた。前に読んだときは室井社長に話しかけるつもりだったが、ただのミーハーになりたくなくてその機会を逸した。まぁまた行けばいいだろう。

●鬼頭宏昌『小さな飲食店 開店・経営 儲けのバイブル』(インデックスコミュニケーションズ、2008)
著者の前の著作よりずっと、僕の開業スタイルに近いことが書いてある気がした。時代の流れにより、状況が変化してきたとのことだが、不景気と言われる時代だからこそ、この本を読んで個人飲食店主が躍進していけば世の中面白くなるなー。

●南条直子『戦士たちの貌 アフガニスタン断章』(径書房、1988)
ブラッドフォードの後輩にあたる青木くんのブログで見つけた本。今の僕と同じ年の時に地雷で亡くなった人だ。彼女のことは全く知らなかったが、旅人という立場で見た他の旅人へのスタンス、思いは非常に印象に残る。このような信念を持って世界でかかわる日本人がどれだけいるだろうか。

●佐藤尚之『明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法』(アスキー、2008)
時代の変化を著者の広告業界での体験をもとに書いた本。成功した事例とともに書かれていて分かりやすい。広告については素人でも、ネットを著者と同じ頃から使っている身として頷ける部分が多い。パクチーハウスの宣伝費ゼロのメディア戦略は、図らずも明日の広告的になっているようだ?

●長谷川和廣『5%の人を動かせば仕事はうまくいく―嫌われてもいいから信頼されなさい』(すばる舎、2007)
起業再生の実績のある著者の実践に基づいているので説得力はある。すぐには実行が難しそうなところもあるが、人を動かしてきた人の実感と実績なのだろう。

●内海正人『仕事は部下に任せよう―なぜあの会社はデキる人ばかりなのかがわかる』(クロスメディアパブリッシング、2007)
コンパクトにまとめすぎている感はあるが、1つひとつは「すべきこと」である。こんなの当たり前だといいたい。

●岩田昭男『「信用偏差値」―あなたを格付けする』(文藝春秋、2008)
米国のクレジットカードのヒストリーやサブプライムローンの背景について興味深い本だった。日本ではクレジットカードの信用情報が米国のように使われることになるのだろうか。

⇒過去の記録:
08年|121110987654321
07年|121110987654321

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