企業セミナーで面白法人カヤックの柳澤大輔氏の話を聞いてきた。同社のことは結構前から知っていてたまに注目していたが、昨年3月31日発売の『AERA』で共演したことをきっかけに、勝手に親近感を抱いていた。鎌倉の本社を訪れるには至っておらず、八重洲ベルサールで開かれた企業セミナーの機会を利用して、挨拶させてもらった。
柳澤さんは「自分で面白いなんて言っている人はだいたい面白くないが、自分たちは面白そうに働きたいと思った」と創業の時に決めたそうだ。会社を作るときに”法人”という言葉が”自然人”のように”人格を持つ”ということに興味を持ち、どうせ”人”なら面白い性格の人がいいと考えたという。いいねーこの発想と行動力。
話の内容は面白法人カヤックのページ、または柳澤さんが出している本とほとんどかぶっているのだが、知っていても直接聞くと面白かった。中でもなるほどと思ったのは「量が質を生む」という話。次々と面白い仕掛けを用意して、そのうちのいくつかがウケればいいじゃないかという発想だ。全然はやっていないサービスをいくつも紹介してくれたが、そういう事業も柳澤さんの話に花を添えていた。また、流行ってきたら自分たちの手から離すために事業を売却するという潔さもすごい。
新しい事業を立ち上げなきゃ、失敗は許されないと思いこんで、動きが遅くなっているのではないかと自分自身を省みた。大きなことを念頭に置きつつも、小さな仕掛けを立て続けに出そうという心意気が必要だと思った。もうすぐ34歳になるので、再び勝負に出たい。
帰パクした後、国士舘大学の学内フリーペーパーの取材対応をしたが、柳澤さんの話を聞いたあとというのもあり、絶好調で話ができた。掲載されるのは料理の話だけなのだが、いつものようにエクストラの話を刷りこんでおいた。