2009年7月31日

2009年7月の読書記録

●森達也『マジョガリガリ』(エフエム東京、2009)
3年半ぶりに会った森達也さんは全く変わりない様子だった。トークショーでもそうだけど、「もういいよね」という感じで話をまとめずに終わるのだが、その視点がいい。20人との対談は、それぞれがやや短く物足りないと感じる。しかし、ここに書かれていることはヒントだ。答えは自分で探すのだ。

●三浦綾子『海嶺〈上〉』(角川書店、1986)
●三浦綾子『海嶺〈中〉』(角川書店、1986)
●三浦綾子『海嶺〈下〉』(角川書店、1986)
けいたそのmixi日記で知った、江戸時代にアメリカ大陸まで漂流し、その後世界一周した音吉らの話。世界に対して何の知識もない人たちが生き抜いた様子。小説は、日本で受け入れられなかったところで終わっているが、その続きをもっと読みたいものだ。この本の出版後に明らかになった事実もあることだし。思ったのは、全く外との接触を絶っていた江戸時代のお上と、今の日本のメンタリティの変わりなさ。海外生活を何らかの形で行った人が、日本で感じるギャップのようなもの。

●横田増生『フランスの子育てが、日本よりも10倍楽な理由』(洋泉社、2009)
子育てというキーワードからフランスの知らなかった側面を見た。子どもの教育や日本人の働き方について考える上で非常に参考になる一冊だ。専業主夫や低賃金労働を経験した著者だから書けた一冊だと思う。

●高橋芳文『儲かるお店の「すごい」見せ方』(PHP研究所、2009)
看板屋さんが書いた繁盛店の作り方の本。ファサードについて、パクチーハウスはこれまであまり真剣に取り組んでこなかったが、成熟期に入る前にしっかり考えておくべきだと思っている。そのためのヒントをいくつかいただいた。

●石原明『社長、「小さい会社」のままじゃダメなんです』(サンマーク出版、2006)
継続的な投資と新卒採用、システム設計について分かりやすく書かれた本。特に新卒採用についての考え方は、非常に参考になった。まともに採れるまでに3年かかるとすれば、会社設立時から考えるべきだという。なるほど。

●浜井幸子『韓国まんぷくスクラップ』(情報センター出版局、2000)
情報満載だが読みにくい。好き嫌い分かれるだろうなー。なんとなく韓国に興味があり、半年先ぐらいに行きたいんだけど漠然と情報をしりたいという人向きか。でも、出版から8年で10刷も発行されている。『ぱくぱく!パクチー』もそろそろ増刷したいよ・・・。


⇒過去の記録:
09年|12|11|10|9|8|7|654321
08年|121110987654321
07年|121110987654321

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