2010年1月30日

完全禁煙で地域活性化

東京都福祉保健局の受動喫煙防止対策研修会で講演した。

会場は都民ホールというたいそうなところ。少し早目に行って準備をしようと思ったら、控室に通された。いわゆる楽屋みたいな部屋。担当の方がずっと付き添ってくれ、準備できず(笑)。僕の前に立教大学の野崎俊一先生が80分話をするというので、その間にも準備できるかなと思ったら、一番前の「講師席」に座らされ、"内職"できる雰囲気ではなかった。

野崎先生の話は飲食店のたばこ対策をマーケティングの側面から話をされていて面白かった。イギリスに10年もいらしたということで、また話す機会があればなと思う。

僕は完全禁煙レストランの事例ということで登場。それだけで30分は長いよなと思ったのだが、完全禁煙をするに至るための店のコンセプトということで、株式会社旅と平和パクチーハウス東京のコンセプトについて語らせてもらった。

しゃべっているうちにずいぶん楽しくなった。完全禁煙にすると、喫煙者は席を離れて外に行かなければならないので、店内に動きが生まれ活発になるとか。オフィスの喫煙所が社交の場になったりビジネスの新たな展開を生むきっかけになるというポジティブな側面を同様に利用して、商店街の喫煙所を集約することで複数の店の酔客同士が交流できるとか。

聴衆のほとんどは、市区町村の受動喫煙対策担当者ということらしかったので、「完全禁煙は個店の問題にとどまらず、地域活性化の重要なツールとなる」とブチあげたら、なかなかウケていました。研修会の前後に何人かの方と話をして思ったのは、時代の流れだから協力いただけないかという形で仕事を推し進めようとしていること。コンセプトや思いというものからはほど遠い印象。

時代は流れるものではなく、創るものだ。方向としては今後、完全禁煙・完全分煙を目指そうとしているのだと思うが、時代の流れなんて言葉でごまかさないで、多くの人が納得する面白い仕掛けを作ればいいのに。リーフレットとステッカーだけではねぇ...。

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