生命の誕生の瞬間に立ち会い、
感動した
初めて見たその顔は
産道を通って来たばかりとは思えない穏やかな様子
のびのびと過ごしてほしい
春の陽ざしのように穏やかに人生を送ってほしい

ハーモニー、ピース、バランス。そして「日本」を表す和を、美紀と恭の間に生まれた2人目の新しい命の名前に選んだ。読み方は「のどか」。
子どもたちが生きる環境が、穏やかであってほしい。健やかにのびのびと育ってほしい。「和」の持ついくつかの読み方のなかから「のどか」を選んだのは、そういう意味合い。この子の誕生を、親としては春の陽気のように感じたから。
慧のときのように、抱き上げたときの(初めての)緊張感はない。赤子を抱きあげるのは、前よりはずいぶん慣れている。しばらくつぶったままの目を見ながら、子どものために親がなすべきことに思いを馳せた。日本人として生まれ、日本人として世界を素晴らしい場所に変えていきたい。自分のため、子らのため、そしてずっと続く未来の世代のため。和(のどか)はそんな思いと、理想とする状態を併せ持つ言葉だ。