2011年1月の読書記録

●Rachel Botsman and Roo Rogers『What’s Mine Is Yours: The Rise of Collaborative Consumption』(Harper Press、2010)
面白いアイデアが満載。これらのアイデアを応用して、サービス展開したいと何度も思った。日本語で『シェア』という本も読もうと思ったら、その原文だった…!

●中谷健一『「どこでもオフィス」仕事術―効率・集中・アイデアを生む「ノマドワーキング」実践法』(ダイヤモンド社、2010)
ノマドワーキングミートアップで出会った中谷さんの本(主催者)。レゴの活用など、面白くてためになることが満載。スライドシェアも試さねば。

●ミシガン大学ビジネススクール、ウェイン-ベーカー『ソーシャル・キャピタル―人と組織の間にある「見えざる資産」を活用する』(ダイヤモンド社、2001)
ソーシャル

●米光一成『自分だけにしか思いつかないアイデアを見つける方法―”企画の魔眼”を手に入れよう』(日本経済新聞出版社、2010)
アイデアが盗まれるのは構わない、なぜならどんどんアイデアが浮かぶから。盗まれてこまるなら、それはアイデアが乏しいからというのに同感。僕がやっているCoworkingでは、自分のアイデアをどんどん人にシェアすることで、アイデアの実現可能性を高められる。

⇒過去の記録:
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09年|121110987654321
08年|121110987654321
07年|121110987654321

経堂の目標

2011年は、僕が経堂の街を面白くしたいと思って立ち上げた、経堂二重丸と経堂ビアガーデンを、”とりあえずやる”のではなく、そろそろ”価値あるもの”にしたい。

旅と平和の最初の事業としてのパクチーハウスをなぜ経堂に開いたかを、ここに記しておこう。
経堂以外考えられなかった、訳ではない。経堂じゃないといけない必然性はなかった。でも、経堂に決まったし、経堂に決まってよかったと思う。他の場所に決まっていたらどうなっていたかはあまり意味がないので考えないことにする。
「旅と平和」という会社名にあるように、僕は「旅」と「平和」という大きな概念を会社名に掲げている。しかし、僕を含めそれぞれ個人の活動はそれをブレイクダウンした身近なところにあるべきだ。少し長いが「創業の目的」から引用すると:

 株式会社旅と平和 は、旅という経験の積み重ねが国を超えた人びとの結びつきや相互理解を深め、世の中を楽しく、人びとを元気にすると考えます。また、その延長として、旅が世界平和を維持するための大いなる原動力となるという立場を支持しています。

 「世界愛(人類愛)」には「祖国愛」を持たずして到達できず、「祖国愛」は「郷土愛」を持たずして得ることはできません。また、「郷土愛」は「家族愛」があって初めて成り立ちます。私たちは、旅を「単なる外国への旅行」と捉えるのではなく、「人が自発的に、他人に会いに行くこと」であると定義します。

 社名に「平和」という言葉を冠していますが、その崇高な目的のために地域の活性化や子どもの教育こそが、まず必要だと考えています。平和を維持し広めていく仲間を増やしていくためには、他者の存在とその必要性を認識できる旅という行為を広めることや、家族や地域などでのコミュニティー意識を多くの人が持つようになることが、重要になります。

 株式会社旅と平和は、旅や家族・地域単位での交流を促すさまざまな仕掛けを提供し、人とのつながりを見直す体験をすること、自分とは異なる世界観を持った人びとの存在を知ることを通じて、人をオープンで元気な存在にしていきます。そして、自分以外の人のために生きる人たちを応援します。

2000年に富士通を辞めた直後から世田谷に住んでいる。最初は桜新町だった。そして、”平和学修士”取得のためイギリスに一年留学したあと、結婚してから今まで祖師ケ谷大蔵に住んでいる。たまたま住み始めた世田谷だったが、自分としては気に入っており、しばらく住み続けたいと思っている。
上に引用した通り、平和にはコミュニティの活性化が不可欠であり、僕が所属するコミュニティは会社を作ろうと思ったとき世田谷区内にあり、そこに事業を立ち上げたいと思った。(地域の区切り方として祖師谷大蔵周辺とか東京都内とかのくくりもあるが、ちょうどいいサイズとしては区ぐらいかなと思って決めた)
というわけで、世田谷区の融資制度を使って世田谷区に会社を登記し、世田谷区で店を作ると決めたのだ。2007年6月から8月に、30-40軒の物件を見て「乾杯するときに全体からよく見える」という理由で今のパクチーハウスの物件を選んだ。桜新町に住んでいたときに何度か経堂で飲んだことがあったが、実際はほとんど何も知らなかったし、誰一人として知り合いもいなかった。
内装工事をしている最中、通りがかった40代ぐらいの女性に「あなたここでお店するの? 経堂はキビシイわよ。だいたい1年で撤退よ。お店やるぐらいだから調べて知ってると思うけど」と言われ、ものすごいビビったのを覚えている。
とはいえ、その一言を気にしているわけにもいかず、経堂のメンバーの一員となることを決めた。以前から見たことのあった経堂系ドットコムの須田さんに連絡して会ったのは、店を開いて半年以上経ってからだ。また、店を始めてから一年は、店から離れることはほとんどなく、経堂の知り合いもあまりできなかった。
2009年の春になってから、いろいろな店に挨拶して回れるようになった。そして同時に、パクチーハウスに来たお客さんを、「せっかく経堂に来たのだから、特徴ある店を紹介します」と言って案内するようにもなった。その過程を経て、僕自身が経堂の魅力を日に日に感じていった。
経堂二重丸は、すぐ近く(同じブロック)の店主たち(ダズンフォー、ジパング)が、「街ぐるみで何かやらなければ」ということで打ち合わせをしたいというところに僕も混ぜてもらい、その結果生まれたイベント。性急に成果を求めるのではなく、人間の成長のように二十年で立派にしよう、継続性を第一に考えようと言う意味と、ヴェリーグッドという意味が込められて名付けた。
経堂ビアガーデンは、須田さんと何かやろうと思い、飲食店があまり手間なくつながる方法はないかと思い、ジョッ

Coworkingの目標 #coworking

2011年、coworkingという概念の日本での知名度を高めます。起業家が最初に起こすアクションとしてcoworking spaceへの入居を検討するような流れを作ります。

また、欧米で400カ所近くあるといわれるcoworking spaceは、今年アジア・アフリカにも広まってきそうです。実際にそういう話が伝わって来てますし、オフィスとオフィスにいる人が時間や資源を有効に活用するためにcoworkingの考え方は非常に有用だからです。

というわけで、特にアジアでのcoworkingの動きをウォッチし、場合によっては促しながら、PAX Coworkingをアジアのcoworkingのハブにしたいです。神戸のカフーツ、大阪のJUSO CoWorkingと協力したり、PAX Coworkingの入居者、Jelly参加者が献身的にCoworkingの情報発信を推進しようとして下さっているので、僕もコミットしながらできるサポートをします。

まず日本語で情報発信をし、その後英語でやることで、coworkingの概念を日本、そしてアジアに広げて行けると思います。

coworking spaceという概念が地球に生まれてから約5年。(2005年8月9日がcoworkingが生まれた日とされています) 誰もがイメージするタイプのオフィスの姿は、この5年でようやく崩れつつあります。働き方にいろいろな選択肢があることが、世界中で認知されてきています。

coworkingの相互扶助的発想は、欧米よりアジアの方が歴史が長いと思います。食うか食われるかの資本主義が絶対的に人類の進むべき方向ではないということが感覚的にわかってきて、「一緒にやろうぜ」という発想に至っているのだと思います。アジアには旧来からそのような発想があるので、coworkingはものすごくなじみやすいのではないでしょうか。

日本で起業するアジアの人材を、オフィススペースやネットワークづくりという点で支援したいと思います。そして、その人材が本国との柱となるような事業を構築し、また、本国でcoworking spaceを運営してくれたら嬉しいなぁ。

ランの目標

昨日、2011年の思いを走り書きしたが、1月中は何度か、テーマごとに目標を書いてみよう。

まずはランの目標。今年は1年で2000km走ろうと思う。

昨年突如として目覚め…たという感じではないが、とにかく、年初は走ることなどイヤだと思っていたのに、年末には月間150kmぐらい走りたいと思うようになった。

2月に僕のわがままで朝4時10分に集合する飲み会(410という店のプレオープンパーティ)を開いたが、そこに新宿から走ってきたがいた。イギリス留学時代は朝からビールを飲むなど信じられないと思っていたが、昼ビール普及委員会を作ったところ「昼ビールはもう遅い、時代は朝ビールだ」と言ってくれたもいて、なんだか殻が破れた。

新宿から走ってきた渡邉さんはその日、軽くビールを飲んで電車で家に帰った。家に着いてシャワーを浴びてから、起きてきた家族を迎えとても気分がよかったという。そして、「朝ラン&ビールの会」を定期開催しないかと持ちかけてきた。走ることを定例にしたいと全く思っていなかったが、経営者仲間として渡邉さんと何か一緒にやるのは楽しいだろうなと思い、OKした。そして、やはり経営者で朝ビールを提唱したやまださんも誘った。第一回の参加者はこの3人。

参加者がどんどん増えるなど、夢にも思わなかった。しかし、常連となる人がすぐに集まり、毎回ゲスト参加者も増えていった…。走る距離もどんどん伸びた。一度はスカイツリーに行った。一度走った距離は前例となる。会の雰囲気はエスカレート。そしてそれに慣れる自分もいた。

初めて走ったのは3月。いきなり10km走ったら、全身が筋肉痛になった。初めて月に100km走ったのは6月。200kmとか800kmとか走る人の話を聞いて、どういうことか確認したくて、やってみた。達成すると充実感があったし、その充実感とは別に、体調が極めてよくなった。

その後、お酒を飲んだ次の日は面倒なので走らなかった。すると、月数回しか走るチャンスがないことに気付いた。ある日から、飲んだ次の日は走ろうと決めた。一気に走る回数が増えたw。多少飲みすぎても走ったらお酒が抜けているので、朝イチから仕事がバリバリ進むようになった。

11月頃には、走ることを人に勧めていた。ゆっくり走れば疲れないし、体重も理想に近づくし、頭がすっきりする。秋から年末にかけていろいろ悩みごとが尽きなかったが、走っていなかったら気分転換できなかったかも。走っている途中、たくさんのことを考えることはできるが、その間に新しい情報は入ってこないので、シンプルに頭を整理することができる。

というわけで、2011年も走りたい。月に200kmは僕の今のライフスタイルにとって多すぎると思う。だから、月150km。12カ月で1800kmだが、朝ランの会や大会出場で+200kmは達成できる数値と思う。これが2000kmの根拠だ。

東京マラソンで、初フルを走りたかった。が、抽選にもれた。大会に積極的に出ようとは思っていない。誰かに誘われたらかな、とりあえずは。しかし、一つだけ決めている。9月のメドックマラソン。制限時間が6時間なので、フルマラソンを4時間で走れるようになって、2時間飲むというイメージ。

年末からの風邪が長引いていて、今年まだ走っていないのだが…。近々走り初めします。

(参考) 先月の「PAX Jelly chapter 6」で、ライトニング・トークという企画があり、「朝ラン&ビールの会」についてプレゼンしたので、以下に資料と動画を貼っておきます。

プレゼン動画はPAX Coworkingのブログからご覧いただけます。

2011年、あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

年が変わり、決意を新たにするわけですが、今年は基礎固めを改めてしつつ、大きな夢も追えればと思っています。その際、「伝えること」を特に意識したいと思います。

会社を作って3年が経ち、やることは増えすぎ、いろいろなものが見えなくなってしまったのが去年の反省でもあります。ともに夢を追う仲間としてのスタッフとのコミュニケーションを円滑するための方法を常に考えたいと思います。そして、多くのことを考えているからこそ、時間がなくなるのですが、たくさんアウトプットすべきときにアウトプットができないという現状を打破すべく、定期的な情報発信をマストにしなければと思っています。

株式会社旅と平和の代表取締役としては、頭の中にあることを表現する機会を増やしたいと思います。ブログやツイッターは当然のこととして、社内外関係者とのミーティング、外部での講演、本や原稿の執筆などをある程度計画的にこなします。社内体制の整備は、今年の早いうちに着手します。スタッフの安心と外から見たときの面白さを追求したいです。

パクチーハウス東京は、パクチー料理屋として以上のものにレベルアップしていきたいと思います。PieceOfPeaceプラザなどでの展示は行っていましたが、それを体系的に行ったり、コミュニケーションがより円滑にできる形に変化させていきます。パクチーハウスを”メディア”として世の中から認知してもらい、ここで何かアクションを起こした人が、そのことにより継続的に活躍できる場でありたいと思います。飲食店としてのレベルアップも不可欠。お客さんも、スタッフも、僕も、来るたびにワクワクが増す場所にします。

鳥獣gigaは、オープン以来の課題でもある「絶対客数を増やすこと」がまず継続に必要です。パクチーハウス東京の当初と一緒で、まずは無理矢理でもお客さんにコンセプトに触れてもらわねばと思っています。その上で自然の食材(ちゃんとしたもの)を食べてもらうという一線をきちんと維持しつつ、情報発信を繰り返していきます。メインの食材にエゾシカを据えたいと思います。自然の恵みでありながら、消費することが増えすぎた現状で環境問題への対策となることがその理由ですが、それでいて美味いことがこれを流行らせたい理由です。僕と同じ世代の社会で活躍するビジネスパーソンの交流の場としたいと強く思っており、用賀図書館などの仕掛けももっと分かりやすく伝えます。

PAX Coworkingは、Coworkerを増やすためにも、場所としての魅力を上げていきます。Jellyというイベントを通し、Coworkingの可能性は十分に証明され始めているので、それをイベントでとどまらせるのではなく日常にまで昇華させます。いつも仕事は面白いし、捗るし、やりたいことが泉のように湧いてくる場所が、日本と世界に必要です。年明け早々に利用プランを整備し、起業家と起業マインドを持った人が出入りしやすいようにするとともに、多様な考えを持った人が頻繁に出入りできるように仕掛けていきたいと思います。また、2011年はアジアでもcoworkingの動きがどんどん出てくると思うので、その動きに逐一コンタクトを取り、アジアのCoworkingを東京でまとめていきたいと思います。

その他、やりたいことは山ほどあるのですが、今ある3本柱(パクチーハウス、鳥獣giga、PAX Coworking)をすべて安定収益ベースに乗せるのが今年の第一目標です。そして、各事業間の相乗効果を起こしまくりたいと思います。根底にある”旅と平和”について、僕だけでなく運営するスタッフやかかわるお客さんが常に想起できるようにしなければと思います。また、すべてに共通する”交流”が、ものごとを円滑に動かすキーになるということを理解してもらい、弊社のサービス領域以外でもこれを意識する人をどんどん増やしたいと思います。

2007年11月に飲食店経営を始めて、どこにも出かけられない状況にあるときに「もう旅できないでしょう」と言われ、旅=単なる移動じゃないんだという思いを込めて、僕は自分が移動しなくても、旅人が出入りする場所を作ったから”移動しない旅”をしているんだといい始めました。これはこれからも変わりません。ただ、僕だけでなく、弊社のスタッフ、サービスを利用するすべての人が、同じ楽しみを味わえるようになってこそ、僕が”旅と平和”を事業化した意味が出てくると思っています。そして、移動しない旅だけでなく、移動する(本来の意味での)旅も併用することで、どんどんそれぞれの世界を広げていく――そうした仲間と歩む一年にしたいです。

ここまで一気に30分で書きました。推敲したり説明が必要なことがあると思いますが、今年は限られた時間のスピーチのように、決めた時間内でアウトプットを時にしていきたいので、ここでそのまま載せます。