GreanCreate) 滝口さんからのインタビュー

飲食関連の採用ウェブサイトの取材を受けました。パクチーハウスを作った経緯と意味から、僕の考えるtwitter/Facebook戦略、そして旅と平和の方向性について、ざっくばらんに語っています。1時間ぐらいありますのでぜひ聞き流してください。




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今後もいろいろな取材をコンテンツ化して公開していきます。

インタビュー2本:旅と平和のメディア戦略・エンジニアtype

本日、2本のインタビューを受けました。一つは英国留学時代からの友達・片岡麻衣子さん(現・PAX Coworkingインターンでもある)から、僕の会社のメディア戦略について。もう一つはエンジニアtypeの伊藤健吾編集長から、コワーキングについて。

それなりに楽しめると思いますので、お時間あるときにぜひご覧ください。




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経堂マラソン

メドックマラソンを走った。ツイートしたこともあり、たくさんの人が面白がってくれた。そして、少なからぬ人数の人が、なぜか僕にこう言った。

「経堂マラソンとか、立ち上げちゃえば」

東京マラソンに落選した。昨年は、倍率が高いから仕方がないと思った。今年は、走るつもりでいるのに、大会の都合(抽選)で走れないってのはヤだなと思った。僕は走ることが楽しいと思っている。気分もいい。だからその日はいずれにしてもフルマラソンの距離を走ろうかなと思った。

「東京マラソンの会場は、ゼッケンなしでは走れないよね~」。パクチーハウスのスタッフののむっち(同じく抽選漏れ)と話していて、裏やればいいじゃないかという話になった。それだと思い、その瞬間にツイートし、発表した。

全く構想はなかったが、構想を固めるために、PAX Coworkingで毎週やっているJelly曜日のメンバープレゼンの順番が回ってきたので、この話をすることにした。そしてそのための資料を作っていたら、実現可能性が見えてきた。

話をしたらやっぱり楽しかった。途中で切れてしまったが、ustreamで録画した。




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PAX Coworkingのメンバーは、僕が語った真剣な冗談を、真摯に受け止めてくれた。しっかりとしたウェブを作るとか(滝口さん)、位置情報を使っていろいろな企画ができるとか、実況中継(カフーツの伊藤さんに頼む)するとか、ゲーム的に臨時給水所から呼び出しがかかるとか、アンドロイドとiPhoneアプリ作るとか(麻植さん)いろいろなアイデアが出た。ギズモードとデイリーポータルZ、ライフハッカーの記者に走ってもらおうとか、公式応援ソングを作るとかも。

走る人、応援する人、中継する人、たまたま通りかかった人、そしてその家族がみんなで楽しめるイベントになると思う。というわけで、頑張ります!

外食は旅だ

先日パクチーハウスに来られたお客さんから嬉しい言葉を頂いた。

「ここにいる人は飲食店に来ているとは思えないほど皆笑っている」

食事の場所には笑顔がほしい。家庭でも、学校でも、職場でも、レストランでも。会社員時代、自らの食事を”エサ”と呼ぶ人がいた。初めて聴いたときのショックは忘れられない。大学に入って一人暮らしを始めた日、一人で外食したことのない僕は店に入る勇気もなく、スーパーの前に出ていた屋台で広島風お好み焼きを買って下宿に戻って一人で食べた。その寂しさは想像を絶した。

一人旅をしている最中、他に旅人に会うこともなく、現地の人とも言葉が通じず、孤独な思いをしたことは何度もある。でも、食事の時間は楽しみだった。小さな町の路地裏などに数人でもお客さんがいる店に入る。メニューを見せてもらっても読めないか意味が分からないので、他のお客さんの食べているものを観察する。気に入ったらそれを注文、うーんと思ったら厨房に入れてもらい鍋の蓋を開ける。言葉も出ず、身振り手振りながらなんとか自分の注文を決めた頃には、僕はその店のスタッフともお客さんとも親しくなりかけている。好きな場所に座れと言われるが、一人で座ることは許されない。言葉も通じない人たちの、グループに加えられる。

毎度毎度、食事の時間は楽しい!と心から思えた。目の前に出された食事を恐る恐る口に運ぶと、周りの目は好奇心で満ちている。僕がそれを美味しいと感じたかそうでないかは、表情としぐさですぐわかるだろう。美味いといえば満面の笑みになるし、アレッという顔をしたら他のテーブルから別の料理が届けられたりする。そんな温かい歓迎で旅人の心は安らぐ。お腹が落ち着くと、会話が始まる…というか質問攻めだ。どこからかコミュニケーションに長けた人がやってきて、僕との会話を皆に説明する。周囲は何か言うたびに「オー」とか「ヤー」とか言っては笑っている。

僕がパクチーハウスを作るときに思い浮かべていたのはそんなシーンだ。パクチー料理という新しいジャンルを作るからには、注文するときにどんなものか分からないと楽しいだろうと考えた。注文の過程でさまざまなコミュニケーションを生みたいと思った。当初メニューブックを2冊しか置かなかったり、一部のメニューの写真を掲載しなかったのは、旅先でよく分からない注文をしたときのドキドキ感を味わってほしかったし、一緒に来た人とこれから出る料理について思いめぐらせてほしかったし、また、隣の席が美味しそうな料理を食べていたらメニューブックを見なくても指さして「それ」を注文してほしかったからだ。

パクチーハウスで、お客さんが見ず知らずの隣人に料理の感想を聞いたり、料理を勧めて分け合ったりしているのを見て、僕はいつも幸せな気分を感じている。ちょっとしたきっかけで会話をした後は、空気が和むし、食事の場がより一層楽しくなる。店のスタッフがお客さんを楽しませることも必要な要素だが、お客さん同士が気軽に話せる場所づくりがより重要だと考えている。日本の公共の場所ではほとんどそうでなくなっているけれど、”話かけてもいいコンセンサス”のある場所だと認識されたい。

パクチーハウスは、パクチー料理というほかにはない料理を出すことで、来ること自体を非日常的に感じてくれている人もいるだろう。知らない人と楽しく時間を過ごすのも、最初のうちは非日常的な特殊な出来事かもしれない。でも、僕は旅先で見つけたスゴイ瞬間を日本にそのまま持ち帰ることで、暗い日本社会を明るくしたいと思っているので、本当の狙いはお客さんが非日常と思って体験したことを、日常に持ちこんでくれることだ。せっかくお金をかけて外食するなら、食事に加えてもっといろいろなものを楽しんでほしい。

30年前に比べて、外食の機会は大幅に増えた。外食産業の成長という捉え方も一面ではできるが、作る手間を省くとかそういうケチな視点でとらえていては心が貧しくなる。外食は旅だ。そこには新たな発見がある。だから外食をすると、みんながすごく笑顔になる。パクチーハウスでもっともっとたくさんの笑顔を作って行きたい。

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話し方

先日、コレクティブハウジングの全国大会で時間をいただき、「コワーキングが拓く新しい働き方」というタイトルで短い講演をさせてもらった。「コワーキング」という単語を聞いたことのない人が6割以上、コワーキングスペースに行ったことのある人は3人という状況だったので、分かりやすく丁寧に話そうと努めた。

すると意外や意外、ustreamで見たうちのスタッフから、「分かりやすかった」と。聞いてみると話し方が丁寧だったのがよかったとのこと。普段は早口で「何を言っているかわからないときがある」そうだ。

普段の話し方も、意識して分かりやすくする必要があるなと思った。8月の高校生セミナーのときも、とにかく聴衆がついて来れるようにというのを意識して話した。今月の中学校での講演は、よりそれを意識せざるを得ないだろう。普段は分かってくれるという前提があるからそういうことは意識しなかったが、人に伝えることが仕事のメインだからきちんとやらなくては。

というわけで、僕が何を言っているか分からない人は、遠慮なく指摘してください。




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Crowyから始まるパクチーハウスとPAX Coworkingの融合

10月からPAX Coworkingに、ここしばらくDrop-in利用してくれていた木村篤彦さんがメンバーとして加わった。まだまだゆっくりではあるが、少しずつ育っているコミュニティを、大きく、価値あるものにしたい。今年も残すところ3カ月。そのための情報発信とコアメンバー集めをしたい。

まもなくリニューアルオープン予定のCrowyは、まさにCoworkingにより大きく発展しつつあるサービスだ。木村さん本人のブログにその過程が詳しいので、ぜひ読んでほしい。

24時間365日利用可能な唯一のコワーキングスペースPAX Coworkingに入居しました

開発者にデザイナーが加わり、サービスが作られていく過程を横目に見ながら、この数カ月僕も仕事をしてきた。開発やデザインにタッチするようなスキルはないので、ベータ版を体験利用しては「いいね!」と言っていただけなのだが、ずっと何か協力したいなぁと思っていた。なにせ、Coworkingで育っているサービスである。このサービスが完成してはばたいてほしいと強く願っている。

そこで提案したのが、リニューアル記念のパーティだ。Crowyは、(twitterやfacebookなど)さまざまなソーシャルメディアの情報を集めるクライアントで、いろいろなものを収集するカラスから名前を付けている。語感とカラスの特徴から「黒」をテーマにしたパーティをしたいと思った。パクチーハウスで”色にこだわる”パーティをスタッフ内ミーティングで話し合っているタイミングでもあったので思いついた。24日開催予定。

そして、もう一つは、それにCrowyにかかわる展示を提案。発展するサービスにはデザインが重要な役割を果たすと思うが、今回のリニューアルにはデザインの変更も大きいので、それをビジネスアートとして展示したらいいのではないかという、これもまた思いつき。パクチーハウスの展示は”旅と平和”というテーマに沿っていろいろなアーティストに出展をしてもらっているが、世界をつなぐソーシャルメディアを一つにまとめるこのサービスが、パーティや展示をきっかけに発展していってほしい!!

ビジネスにかかわる展示、パーティはパクチーハウスでは初めてだが、PAX Coworkingで働くメンバーにこのような機会を開放できればと思う。10月1日に変更したサービス内容・料金にも、ビジネス展示を追加した。これまでも、PAX Coworkingのメンバーや訪問者が夜パクチーハウスに来て飲んでくれるという事例はあったが、こうした仕掛けによってパクチーハウスのお客さんがCoworkingで生まれたサービスやプロダクトに興味を持ったり、それをきっかけにより深いつながりを持つようになるはずだ。

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