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2006年11月04日

“平和の巨匠”

1日から3日まで、ノーベル平和賞受賞者が3人出席する「広島平和国際会議」の取材で広島に行ってきた。

ダライ・ラマ14世にはこれまで旅行先で何度かニアミスしたことがあり、いつかお目にかかりたいと思っていたし、ほかの2人(デスモンド・ツツ大主教とベティ・ウイリアムズ女史)も、イギリス時代にアパルトヘイトやアイルランドについて学んだときによく目にした方々だった。

3人はそれぞれが全然違うタイプ。ツツ大主教はアフリカのリーダー的存在によくいるようなタイプ(僕のイメージだが)。踊りながら入退場したり、強弱をつけて分かりやすい演説をする。ウイリアムズ女史は、いかにもヨーロッパの聡明な女性というタイプ。ものすごい勢いで意見を述べる。そして、ダライ・ラマ14世は、周りを和ませながら、ゆっくりと確実に言葉を紡いでいく。

中でも、ダライ・ラマの雰囲気には感銘を受けた。ツツ大主教が「私が最も尊敬している人ながら、『いたずらっ子のような態度(mischievous)をやめなさい』といいたくなるような人」と評したが、その表現がまさに2日間のダライ・ラマの雰囲気を言い当てていた。苦しい経験と多大な努力の積み重ねをしてきた人だけあって、言葉には重みがあるが、聴衆やほかの2人に微笑みかけるときの顔は少年のよう。70歳とは思えない。仏教の最高位にあるにもかかわらず、エラぶるところがまるでない。

ダライ・ラマのような雰囲気を身につけたいというのはおこがましいかもしれないが、1つの理想像としてあの姿をずっと心に焼き付けておきたい。そして「理想を語るだけでなく、行動せよ(work, work work!)」という師の言葉に従おうと思う。

広島でダライ・ラマ師講演
賛美歌と読経で平和祈る
広島の精神が平和達成の鍵
「アメリカに加担しないで」

投稿者 beemanet : 2006年11月04日 11:00

コメント

すごい人と会ってますね。

投稿者 K1 : 2006年11月09日 18:38