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2007年06月30日
07年6月の読書記録
●藤巻幸夫『自分ブランドで勝負しろ!』(オーエス出版、2004)
いまビジネスに求められているのは「感動」というキーワード。起業はある意味で常識との戦いでもある。自らの信念を、熱く語り続けるために勇気をくれる本だ。
●大久保一彦『行列ができる店はどこが違うのか―飲食店の心理学』(筑摩書房、2007)
創業セポセンの宮内先生にいただいた本。最初は文章が読みにくく、なんだ…と思ったが、内容はGood。著者の言う「常識」が、飲食店の独りよがりを作らせているというのはよく理解できる。店に来る客に文化の階段を上がってもらうという考え方に納得。一読でなく、二読をお勧めする。
●小倉昌男『経営はロマンだ!(私の履歴書)』(日本経済新聞社、2003)
以前、日経の私の履歴書で掲載されたもの。改めて読み返してみて小倉さんのスゴさを感じた。宅急便を作ったこともすごいが(自分が生まれた時にはまだその制度がなかったと思うとなおさら)、福祉に経営の視点で取り組む発想力に共感する。
●藤原新也『なにも願わない手を合わせる』(東京書籍、2003)
写真と文章が心をひきつける。氏の考え方には共感することが多いので、時々手に取りたい。
●おおやかずこ『「食」繁盛店からトレンドをよむ』(日本経済新聞社、2005)
豊富な事例とともに、食のマーケットのことが解説してある。事例が偏っているような気もするが、すべてを網羅できるはずもないし、自分の知識や経験と比べながら読むと勉強になる。商売の要は客の目を持てるようになること。やっぱりそれが難しいのだろうか。
●トルストイ『新版 人生論』(角川文庫、2004)
難解だ…。でも読むと得るものが多い本だ。またそのうち読み返すかな。
理性は、われわれの生命が生まれたときに始まったのではなくて、そのまえにも存在していたし、いまも、これからさきも存在するものだということを、はっきり教えてくれる。(p.251)
●万城目学『鴨川ホルモー』(産業編集センター、2006)
『太陽の塔』よりは楽しめると感じた。妄想もここまで行けば…小説になるのか。京大にはこういう文章があふれている。今後そのようなものがどんどん出版させるとしたら恐ろしい。
●林原安徳『これが「繁盛立地」だ!―人が集まる、だから儲かる』(同文舘出版、2002)
店舗開設に必要な立地についてとてもわかりやすく書かれている。しかし、実際に開店するのは個別事例であり、一応確認する程度にしかならない。
●佐々木 俊尚 (著), 原田 和英 (著), 保田 隆明 (著), 齊藤 和生 (著), 田口 和裕 (著), 平山亜佐子 (著), 「シナトラ千代子」管理人 (著), 松永 英明 (著), 園田 道夫 (著), 寺本 秀雄 (著), SE編集部 (編集) 『SNSの研究 あなたはまだ「マイミク」のことが好き?!』(翔泳社、2007)
一部参考になったが、「SNSの研究」と題する本書が、個人的感想を研究として本としてしまうところに、SNSの不可解さがある。この分野で“先進的”な人もSNSを完全に把握できていないし、将来の予測はついていないのだなぁ。
●夏原武『危ないミクシィ―大流行!SNSの闇』(洋泉社、2007)
巨大SNSミクシィでの“事件”をまとめた本。個人情報などへの危険を警鐘するのはいいが、事件をネタとして焼き直すことは、この手の事件の解決にはならない。
●樋口裕一『旅のハプニングから思考力をつける!』(角川書店、2006)
単なる旅行記で、それを“思考力”という観点で解説していない。題名に偽りあり(そんな本ばっかだ、最近)。この手の本には内容に期待が大きいので、その分失望も大きい。
⇒過去の記録:
07年5月
07年4月
07年3月
07年2月
07年1月
投稿者 beemanet : 2007年06月30日 23:59
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