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2007年07月07日
パクチー×羊まるごと
羊肉のうまさに気づいたのは今から5年前。北京の中国東北料理店だった。路地裏にある店で、たまたまぶらりと入ったのだが、隣のテーブルからいい香りがしたので、店主に頼み、同じものをもらった。
羊肉香菜(やんろうしゃんつぁい)。
大きな皿の上に、底が見えなくなるほどパクチーを敷き、その上にクミンシードと胡椒などで炒めた羊を載せるだけのシンプルなもの。素材の味がものすごく生きていた。羊とパクチーはうまいと心から思った。その店には、6日間で8回も通った。
その後のイギリス留学中に、何度この料理を作っただろう。当時、イスラム系の食品店と英国発の大型スーパーのどちらかで買い物をしていたのだが、大型スーパーで売られている肉の臭さにある日耐え切れなくなり、イスラム食品店に通うようになった。そこで、羊肉のうまさの秘訣を探ろうと、店裏にある解体現場を見せてもらった。
育ちや食べたもので、その肉の味は変わるのだろうが、さばき方によってもかなり味が変わってしまう。複数の解体現場を見たことはないが、その動物に苦痛を与えないやり方でさばけば、肉の品質はよくなるという話を聞いた。
さて。
羊をさばいてみたいとは、この頃から思っている。そういうチャンスはなかなか訪れないが、半年ほど前に羊をまるごと買って調理できる男と知り合った(仮に羊マスターと呼ぶことにする)ことで、羊をよく知るための機会を作れることになった。羊マスターは屠殺こそしないが、懇意の肉屋に頼むと羊をまるごと手に入れることができるらしい。
日本パクチー狂会のメンバーに呼びかけて、「パクチー×羊まるごと」というイベントを企画した。約25人が多摩川河川敷に集結。衛生上の問題もあり、まるごとをその場で解体することはできなかったが、羊マスターが塩茹でしてきてくれ、部位の解説をしながら分けてくれた。また、羊の足を一本、生のまま持ってきてくれたので、炭火で炙りながらシュラスコ風に食べた。付け合わせのパクソースも人気抜群!あっという間に無くなってしまった。
日本パクチー狂会のメンバーはパクチーが好きなのはほぼ当たり前だが、食通の多いのも特徴。毎回いろいろ教えられる。目の前にある食材を手際よく調理したり、ほかの食材と組み合わせたりして、感動的な味を作り出す。好奇心の旺盛な人が勢ぞろいしているといった感じだ。かくして、会長である僕は、盛り上げ役と食べ役に徹し、ニンマリと幸せな時間を過ごすことができる。みんなありがとう!
投稿者 beemanet : 2007年07月07日 23:59
コメント
そうだな。
うまいものはうまい。余計なことしなくても。
ああいう会は、時々やりたいね。
次はいつにするかなー。
投稿者 Kyo : 2007年07月11日 07:20
何せ旨かったです。
ありがとう。
改めて色々な意味で(きちんとした)肉はシンプルに食うのが
旨いというのを思い知らされたよ。
投稿者 UG : 2007年07月10日 00:47