2008年02月10日
移動しない旅
パクチーハウス東京にて、日本パクチー狂会のオフ会を開催した。会社と店の立ち上げでメルマガの発行とイベント企画を全くせずにずいぶんと時間が過ぎてしまったが、パクチーハウス東京の発表からちょうど半年目に、このような会を開けたことは本当に嬉しい。
“春節”にちなんで、中華っぽい特別メニューを出した。中でも「緑の水餃子」は絶品。約2kgの豚挽肉を前に「どんな感じで味付けをしたらいいのかねー」と言いながら絶妙な味を作るシェフの山下さんに感謝。一緒に仕事ができて嬉しい。
参加者の8割近くが初めて会う人だった。「パクチー」がつなぐネットワークはすごい。改めて言葉としての「パクチー」の強さを思い知った。日本パクチー狂会を設立してから約2年半。最初のうちは知り合いに声をかけまくって無理矢理オフ会を開催していた。知り合い以外が会に来るまでに、実は半年もかかっている。
食事を楽しみながら、新たな知り合いができる場所ーーパクチーハウス東京が目指す理想的なものが、昨日は出来上がった。きっかけは何でもいい。でもきっかけは必要なのだ。日本人は立食パーティが苦手だとよく言われるが、それは嘘だと思う。そこにいる人は、誰でも話をしていいという雰囲気を作れば、皆自然に話を始める。「パクチー」というきっかけが既にあるから、主催者としての僕がすることなど、何もないのだ。
たくさんの人と談笑しながら、ずっとワクワクしていた4時間だった。BEEMANを作ったのも、日本パクチー狂会を作ったのも、株式会社旅と平和を作ったのも、全部これをやりたかったからなのだ。こういう楽しみを通して、友情が育まれ、毎日が楽しくなり、世の中がポジティブに進んで行く。最初のうちは、イベントを楽しみにしてくれる人たちも、何回も楽しい経験を繰り返すうちに、イベントがないときでもいつも楽しみを見つけるようになる。
大学時代に一年に2ヶ月ほど海外を旅しているとき、「それ以外の10ヶ月も楽しくなければ」と思った。どこにいても常に旅をしている状態を作りたいと思った。パクチーハウス東京には、毎日いろいろな旅人が飛び込んでくる。自分がどこかに行くことが旅の醍醐味ではなく、どこかで誰かと会い、語ることが旅の醍醐味なんだ。パクチーハウス東京を開いた今、僕は移動しなくても旅をする方法を見つけた。
投稿者 beemanet : 2008年02月10日 13:43