2010年2月13日

48時間広島の旅

一泊二日の広島旅行。妻の祖母の米寿をお祝いするというのがこの旅に行くきっかけだったのだが、思いがけずたくさんの収穫があった。

一泊二日というのは、短いと思っていた。広島までだと新幹線だけで4×2=8時間を費やすし、ほとんど何もできないぐらいの短さだと思っていた。しかし、思いがけず長くなった。諸事情あり、出発が午前2時台だったこと、そして、帰宅がその48時間後の午前3時台だったのがその理由だ。とても充実していた。

twitterで広島の情報を募集したところ、たくさんの方がそれを転送してくれた。情報をくださった方はそれほど多くないが、一泊二日で行動するには十分な指針となった。

ある意味、すごく薄い縁で人と出会い、話をすることになった。でも、行く先々で自分がいままさに必要な件についてのヒントをいただいたり、話してすぐに共感できる人だったり、さらにはものすごいたくさんの接点のある人で、この旅で会わなくてもいつか必ず出会っただろうと思わせる人がいたり。

中でも、中国総研のNさんとの出会いは面白かった。なぜか2日連続で会うことになった挙句、お互いの知人を紹介することもでき、しかも、ここでできたネットワークがどうもワクワクするものにつながりそうな実感があったからだ。

僕は自分の経歴と、妻との結婚で縁のできた広島を、結びつけた事業をいつかしたいと思っているのだが、その端緒ぐらいにはなりそうだ。行く機会もほかの場所に比べたら多いので、この芽を大切に育てたい。

2009年12月26日

相席ビジネス...

NHKのニュースウォッチ9でパクチーハウス東京の「相席」が紹介された。放送時は「クリスマスなのでパクりマクリマスパーティ」の最中だったので、ワンセグ携帯を持っているお客さんを5-6人ずつ囲むという形で視聴。NHKの方には3回も来パクしていただき、当日も4-5回電話による打ち合わせがあり、その綿密さに驚いた。

特集のタイトルは「"相乗り・相席"ビジネスが人気 その秘密は...」というものだったようだ。"相席ビジネス"といわれるとよく分からないが。相乗りタクシー、相席レストラン(パクチーハウス東京)、相部屋が取り上げられていた。

店名・社名が出ないのがNHKらしいのか。でも多くの知り合い(親しい人からご来パク1回のみの方までさまざま!)が連絡をくれたので嬉しい。相席的な新しい出会いは常に身近で起こってほしいが、それに加えて僕は再会をさらに重要視している。会社を設立してから、著名なメディアに出るたびに、懐かしい方と連絡が取れたりすることがなによりも嬉しい。

「相席」は目的でない。手段である。確かに、開店前にテーブルと椅子を買いにいったとき、2人席は買わなかった。そして多少反発する人がいても、相席で楽しく過ごしてもらおうとの方針を徹底した。パクチーハウスのサブタイトルは「交流する飲食店」だから、それを偽らないために必要な手段だ。そしてその結果、それが楽しいことに気づいてくれる人が増えてきた。

パクチーハウスのビジネスモデル(妄想)で日本起業家協会賞(かながわビジネスコンテスト)を頂いたとき、それが受け入れられるだろうかとの疑問コメントをたくさんいただいた。でも僕は交流が「新しいこと」と捕らえているのではなく、「昔は当たり前だったこと」「最近急に忘れられていること」だと捉えていたから、自分の妄想を暴走させることだけを考えていた。2年後にNHKが取り上げてくれたのは嬉しいご褒美だ。12月24日だったからクリスマスプレゼントというべきか。

旅をして、いろいろな人に話しかける楽しさを知った僕は、いつも誰かと話したいと思う。一人でレストランに入ったら、その味についての感想をシェアしたいし、電車でお気に入りの本や自分が購読している雑誌を読んでいる人がいたら、それに関して議論しても面白いはずだ。それが自然に行われている国は多い。他人を警戒するのが当たり前の日常は非常に疲れる。だから、他人に警戒しなくてもいい場所作りをしたい。そして、その面白さを理解した人が、パクチーハウスに来ないときも、それを実践してくれれば最高だ。

とりあえず次に山の手線内に出かけたときにでも、相乗りタクシーにトライしてみようかな。僕は「taxi」と「paxi」が似ているというあまりにくだらない理由で、相乗りタクシーサービスを始めたいと何度も思ったことがある。イランの「サバリ」的なものが受け入れられるモデルタウンをどこかに作ってみたい。

2009年12月16日

リアルNHK

最近、日本早起き協会とか日本鼻笛協会とか、略称がNHKの団体が周辺でできまくっているのだが...。

突然電話がなり、リアルNHKというか放送局のNHKとの接点ができた。「交流する飲食店」を取り上げたいという話だ。しかも夜9時のニュース番組!

パクチーハウスが単なるパクチー屋じゃないということが知れ渡るだろうか。より多くの人が、旅的な感覚を求めてやって来てくれるだろうか。

僕が起業したのは、旅で得たポジティブな感覚、コンセプトを日本で再現し、まず日本社会をより楽しくするため、そしてその延長線上で世界をより面白くするためだ。

NHKでの放送の機会は、そんな僕の思いを一気に推し進めてくれることになるだろう。

撮影は18日および20日。いずれも夜の時間。18日は奄美諸島の黒糖焼酎を飲みながら、僕の奄美話を聞く会を開催する予定(19時からゆるゆると、パクチーハウス東京の立ち飲みスタイルの店舗内店舗「Public'S'peace」にて)。そして、20日は「世界一人旅」をテーマとするパーティを開く。

この世界を変える第一歩となりうるかもしれない飲み会に来ませんか。友人も僕のことを知らない人も大歓迎。だって3分で溶け込めますから。ご希望の方は、すぐに連絡をください。では、よろしく!

2009年10月 4日

パーティの可能性

スタッフの一人と2泊3日の浜松出張に行った。目的は昼の新しい業態を作るため。2期目の決算と夏休みを終え、いよいよ動きだした感じだ。1カ月以内に立ちあげたい。産みの苦しみはあると思うが、すごくいいものができると思う。ひたすら努力あるのみだ。

他人の経営する飲食店を見学するのは本当に勉強になる。食事に行くだけでも、かつてとは違う視点を持っている以上、考えることは多いのだが、今回は3日も見させてもらった。仕込みや食材の管理法、そして、伝票の字の書き方に至るまで、あらゆる点で学び、気づいた。

また、中日に店舗主催のパーティがあり、参加者として楽しませてもらった。パーティの開催の仕方や、店側の考え方などについては以前にアドバイスさせてもらったのだが、場の効果が非常に発揮されたすばらしいものだった。

パクチーハウスがやっているスタイルに関して、東京と地方の違いを指摘する声は多い。東京だからできるのだという「特殊事情」を強調される。あまりに声高にそれを主張されると、僕自身もそういうものかなと思ってしまうことがあるが、そういう発言は言い訳に過ぎないと思う。もしくは、それを言う人が勝手に作っている枠にすぎない。

平日にもかかわらず40名もの人が集まり、自然に融け込んでいく姿に、感動すら覚えた。パーティというものの可能性は無限大だと信じているが、浜松という僕がよく知らない土地でそれを成功させている実例を見て、このスタイルを発展・展開させることは自らの使命だと思った。

パクチーハウスは「商圏20000km」であり、店舗は増やさずに、世界中からお客さんが集まってくれるよう努力を積み重ねるつもりだ。しかし、一方で、パーティの可能性を利用した地域の活性化や、コミュニティの復活は株式会社旅と平和が目指すところでもあり、飲食事業の新たな形として「外パク」とでもいうべきものを実践したいと思う。スタッフが増えた今、"移動しない旅"を続けつつ、"行動する飲食店"という新たな可能性を模索したい。

2009年3月15日

すべての個人は起業家

久しぶりに六本木ヒルズへ。アカデミーヒルズでノーベル平和賞受賞者ムハマド・ユヌス博士の講演を聞いた。以前広島で、ダライ・ラマら3人の話を聞いたが、実績ある人の言葉だけあって重みがある。そして、熱い!

印象に残ったのは、やはり世界的不景気がチャンスだということ。金融危機のアメリカの中で、NYにグラミン銀行の仕組みを作り、実績を上げているというのはすごい。銀行での業務経験がない氏が、銀行を作っていくのは簡単だったという。「銀行の仕組みを調べて、全部それと反対のことをすればいいだけ」。担保はいらない、男性より女性に貸す、信用履歴でなく将来の夢を聞く、etc...。僕がパクチーハウスを作るときの過程に似ている(笑)。

また、不景気の理由を政府に委ねるなとの力強いメッセージ。仕事を探すよりも、仕事を与える努力をせよと。すべての個人は起業家のポテンシャルを持っている。

500人もの聴衆がいたので、49Fの会場からエレベータに乗りこむまでにかなりの時間がかかった。人が集まる場所は下の方に作ったほうがいい。景色の見える会場でもないし・・・。大急ぎで西麻布の店「CICADA」へ。「創業支援科」の仲間たちと"新年会"。2年前にこの講座に申し込んだときは、どんな人が来るのだろうと不安に思ったものだが、講座を終えてそれぞれが起業して改めて会ってみると、ホントに素晴らしい人たちと机を並べたものだと思う。それぞれが実績を作っている。

ユヌス氏の言うとおり、すべての個人は起業家のポテンシャルを持っているのだろう。それがどんな形で表に出てくるかというだけの問題だ。失業者でかつ起業を目指していえる人の集団である「創業支援科」は、そういう意味で政府が作った偉大な仕組みの一つだと言えるだろう。しかし、このいわゆる不景気をきっかけに、その仕組みを止めるというのは愚かだと思う。



2008年7月 9日

パクチーハウスを開いてよかった

店を持つことのメリットは大きい。これまでも約12年、インターネットで情報発信してきたが、その双方的効果は限られている。しかし、リアルな店を持ってから8カ月弱、ここには魅力的な人がどんどん飛び込んでくる。

今日は2人のお客さんと長いこと話をすることができた。2人とも僕よりだいぶ年下。一人は僕と慧ちゃんのちょうど間ぐらいの高校生。もう一人は28歳の青年。

どちらも自分が体験したことを深く考え、自らの行動に結びつけ、それを他人のために放出していこうと活動をしている。僕も会社のサイトの「創業の目的」のところに「自分以外の人のために生きる人たちを応援します」と書いているのだが、まさに今日会った2人はそういう人たちだ。

2007年12月16日

フジテレビ『ハピふる』出演

土曜日にフジテレビの制作スタッフの方々が来パク。月曜日(17日)午前9時55分からの「ハピふる」という番組でパクチーハウス東京が取り上げられることになった。変わった専門料理店という特集で、パクチーハウスのほか、新百合ヶ丘にある生姜料理専門店が紹介されるらしい。

取材を受けるのは面白いのだが、店の営業にとっては結構な負担になることが分かった。その分効果があると信じたいが、仕込みの時間を浪費するのは、立ち上げたばかりの飲食店にとっては大変なことだ。しかし、事前に準備をしていたため、営業(この日は貸切)をつつがなく終わらせることができた。まだたったの4週間だが、シェフとアルバイトの皆さんの成長振りは著しい。僕が二つ返事で受けた取材を、障害と捉えることなく準備を進めてくれた。ありがとう。

さて、ライトを当てられるとすごく緊張しますね。こわばった顔で撮影が行われました。取り直しとかするのかなと思ったのですが、そんなこともなく…。結構かんでいます。そういうところはカットかな?

インタビューではパクチーハウス東京のメニューなどのほか、パクチーと“旅と平和”の関係についても問われた。この部分を放送してくれると世の中面白くなるんじゃないかと思うが。どうでしょう。

みなさん、会社に行っている時間だと思いますが、ぜひ見てください。

2007年7月21日

会社印セット到着

2カ月半通った起業スクールの最終発表会が昨日あった。その打ち上げで、同時期に会社を立ち上げる仲間たちと痛飲。素晴らしい仲間と出会えてよかったと心から感じた。

というわけで、久々に寝坊。9時半過ぎに起きると、玄関のチャイムがなった。エクスパックが到着。中身は、会社設立に必要な印鑑3本セットだ。

8月上旬に会社を作ろうと決めてから約半年。前職を離れるタイミングが突然向こうからやってきたし、会社を作る2週間前に終わる起業スクールに出合ったのも、すごくタイミングがよかった。運が完全に味方してくれていると思う。あとは、実力を出し切るだけ。

2007年5月 1日

株主募集2

株主募集のエントリーで、(わざとの部分もあるが)あいまいに書いたので、分かりにくくてすみません。連絡をくれた方に分かりやすく説明していきます。

それから、立ち上げる会社の資本構成について全く触れていなかったため、誤解を与えたかもしれないです。専門家の友人からいろいろ指摘を受けたので補足しておきます。

今回の事業立ち上げ資金は大部分が自己資金の予定です。“花見的”と書いたので、“割り勘”で事業を起こすと思われた方もいるかもしれないですが、そうではないです。その上で、自己資金以外のお金を募集した理由は、事業に社会貢献的要素があり、僕が考えた理想に賛同して参加してほしいと考えたからです。

オーナーシップのことなどについて少し甘い認識があり、すでに考え直したところもありますが、夏の立ち上げまでにみなさんにご意見を聞きながらいいスタートが切れればと思っています。

2007年4月24日

株主募集

自分で事業を立ち上げると公言した2月以降、多くの人から事業内容について聞かれながら、明言を避けていました。4月になってから諸機関や支援団体、友人などに少しずつ打ち明けています。

IT系? ジャーナリスト系? コンサル?などと僕の事業を予想してくれる人もいましたが、そういうくくりではありません。そういう言い方で説明がつくのであれば聞かれたら答えたでしょう。しかし、僕がやろうとしていることには一般的な業種では言い表せない気がします。だから、自分のすべきことを何度も何度も図に書きました。最近になってようやく、理解してもらうために必要なことがA4一枚にまとまりました。それを描くために最初に鉛筆を持ってから、約5カ月が経っています。

ある人から「どういう事業をするの」と問われ、「(毎年恒例の)花見のようなものをイメージしてくれればいいですよ」と答えたときがありました。実はこれは冗談ではなく、大真面目な話です。

僕は同世代の起業家(このリンク先の7社のうち、知り合いが3人もいることは刺激になる!)のように、時代の流れを先取りしてニーズを汲み取ってビジネスを始めるような敏感さは持ち合わせていないと思います。2000年に富士通を辞めたとき、そういう面々の一員になりたいという気持ちが少なからずあって会社を飛び出したのですが、実力と気持ちが追いつかず、起業は自分の道ではないと思ったこともありました。でも、子どももでき“落ち着くべき年頃”という声が聞こえてきたこの時期に起業することを確定したのは、いままでしてきたことが蓄積し、大いなる自信になったからです。時代の流れを読むのはヘタかもしれませんが、誰も言い出さないことや思いつかないことをカタチにしたり、常識や理想論ということで片付けられてしまうことを追求し続けられるしつこさが僕にはあります。流れに乗るのは1つの手ですが、流れを作るというやり方が自分には向いているのではないかと思います。

20歳の頃から干支でひと回り。いろいろ思い悩みながらも好き勝手なことをしてきましたが、その中で得たアイデアをこれから事業化していきます。そして、自分はもっともっと面白いことをし、周りの人にも楽しんでもらいたいと考えています。

こんな“花見”的な僕の次の一手に興味のある人はいませんか? 僕の事業に株主として参加しれくれる方を募集します。一口10万円からと考えています。小さな額ではありませんが、お金を貸してほしいというわけではなく、投資をしてほしい。連絡を下されば、事業内容を説明しに行きます。5月から約2カ月の間、公的機関の起業支援コースで事業計画を専門家に見てもらうことに決まったので、会社設立は7月末または8月初旬の予定です。(いないと思うが)僕を知らない人からの投資は受けません。

これからエキサイティングな日々が始まります。ぜひ僕の計画を聞いて、応援してください。よろしくお願いします。


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