2010年3月 3日

twitterについてつぶやく

『近代食堂』の取材を受けた。twitter販促についての特集記事を予定しているとのこと。特集8ページのうち、2ページで取り上げて下さるそうだ。ありがたやありがたや...。

丁寧に話を聞いて下さったので、いい振り返りになった。パクチーハウスを立ち上げて最初の一年で、幸運にも約100回の取材を受けた。同じような質問も多いのだが、繰り返し繰り返し自分の考えを、練りながら伝えていくことで、自分の中にある軸が少しずつ強化されていった。最近は取材の数こそ減っているが、いろいろな角度からの質問がなされるので、非常に有意義な時間となる。頭もリフレッシュされる。

その特集で同様にインタビューを受けている方が、株式会社グレイス中村仁社長。twitterを使い始めてすぐに会いに行って、その後もこの便利なツールのおかげで彼の動向を把握でき、しかも、たまに"会話を交わす"こともできている。とても発想が柔軟な方。大手電機メーカー出身というのも共通している(笑)。

僕は、同じ記事の中で取り上げられると、勝手に親近感を持つ性格だ。面白法人カヤック柳澤大輔社長に近づき、同社の飲食店bowlsとのコラボを実現できたのも、アエラの記事がきっかけだ。記者の方は、特集を組むと素敵な縁が生まれることをどのぐらい意識しているのだろう? ホント、素晴らしい仕事と思います。

ところで、昨日もインタビュー中に言ったこと。「twitter販促」という言葉を最近よく耳にするが、twitterは販促ツールではない。コミュニケーションツールであると思う。出会った人をフォローしておけば、しばらく経っても忘れないし、立場の違う人ともつながりを保ちやすい。来店の前からお客さんと何度もやりとりすることができるし、店にいなくても、お客さんに「ありがとう」を伝えるチャンスが持てる。つぶやくというちょっとした行為が、相互の関係を大きく変える。

twitterはトラフィックが多いし、タイムライン上に記録されるので、僕がお客さんやお客さん候補に積極的に働きかけていることが目立つようだが、同様の行為は昔からずっとやっている。パクチーハウス開店以来、ネット上でお客さんを見つけては書き込みをしてきた。twitterは、その性質上、それがやりやすいというだけの話だ。

たしかにtwitterでお客さんが増えることもあるだろう。割引や特別サービスは人をひきつける。しかし、他の店舗とお客さんを取り合う発想で使うのであれば効果は少ないだろう。それなら絶対にチラシをまいたほうがいい。僕がtwitterでやりたいことは、うちのことを知らない人に知らせること、知ってるけど経堂は遠いと思っている人に足を運んでもらうこと、そして、外食をあまりしない人にその楽しさを感じてもらうことだ。

twitterは初めて会ったときに、親しみを超えて懐かしさすら感じるほどの関係を築ける可能性のあるツールという意味で、過去のどのサービスよりもすぐれている。でも、コミュニケーションにそれほど興味のない人にとっては、どうでもいいツールだと思う。時間の無駄にもなると思う。さぁ、あなたは使いますか?

2010年2月17日

twitter活用昼の会

もっとパーティを!

人と人とが知り合い、意見をぶつけ、知恵や体験を共有する。パクチーハウスをそういう場にしたい。

2009年、37回のパーティを開催。2010年も同様か、それ以上のペースで開催中である。そして、それとは別に、"小さなパーティ"を展開していきたい。

昨年11月に、月-金のランチ業態として始めた「地球を救う"手食"オーガニックカレーライス」。そして、昨年4月にオープンし、今年2月に大幅リニューアルした立ち飲みスタイルの店舗内店舗「Public'S'peace(パブリック・ス・ピース)」。この特色ある2つの空間で、テーマを設けて議論する場を作りたい。それを"小さなパーティ"と呼ぼうと思っている。

2008年には必死の思いでネタを探し、ようやく月に1回ペースでパーティを企画したのだが、そのときと同様、何をしていけばよいかまだ見えない部分が大きい。しかし、とにかく実行すべきなのだと思う。手探りを、続けながら。数カ月は、僕自身が無理やりにでもネタを作り、人を集める。そしてその中で、意思ある人に行動を促し、やりたい人がどんどん手を挙げる状況にしていきたい。スタッフの成長の機会としても活用できればと思う。


というわけで、昨日のランチタイムに「twitter活用昼の会」を開いた。最近急速に利用者が増えている一方、各人がそれぞれ異なる方法で利用していると思うのだが、いろいろな人の話を聞きながら何となくでもtwitterの実態がつかめればと思った。また、パクチーハウスはtwitter以前の2年間でしてきたことが、twitterの「つながる力」と非常にうまく結びつき、店を盛り上げる原動力の一つとなっているので、活用事例としてみなさんに報告しながら、頭の中をまとめたいと思ったのだ。

僕を含め8人が参加。(参加メンバー: @junavatarj @_codomo @_samsul @mamazou3 @YAJIRUSIYA @mont_happy @pluself @paxi

ITをビジネスとしている専門の方や自身の活動や事業をtwitterでいかに広めていくかに関心のある人たちがそろった。パクチーハウスのtwitter使用歴やその成果についても語らせてもらったが、各人が利用体験を話したり、日頃の疑問を別の参加者がアドバイスしたりで有意義だった。前日から使い始めたユーザーも一人いたのだが、基本的な使い方を誰かが分かりやすく解説しながら、暗黙のルールながら解釈のあいまいな「いまさら聞けない」ことのコンセンサスを取ったりも。twitterのよさだけでなく、twitter以外のネットサービスについて話したり、今たまたまtwitterを使って表現していることがインターネット以前からやっている行為であることをそれぞれが確認したりと充実した時間が過ごせた。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。次の用事がなければ、ずっと続いてほしい時間でした。


次回の"小さなパーティ"は、本日午後7時から。パクチーハウス東京の店舗内店舗「Public'S'peace」にて。テーマは「パクチーのiPhoneアプリを考える面白ブレスト」。ウェブやiPhoneアプリ制作者の交流会になるか?参加ご希望の方は、@paxi宛てにつぶやくか、何も言わずに会場へ来て下さい!

2010年2月13日

48時間広島の旅

一泊二日の広島旅行。妻の祖母の米寿をお祝いするというのがこの旅に行くきっかけだったのだが、思いがけずたくさんの収穫があった。

一泊二日というのは、短いと思っていた。広島までだと新幹線だけで4×2=8時間を費やすし、ほとんど何もできないぐらいの短さだと思っていた。しかし、思いがけず長くなった。諸事情あり、出発が午前2時台だったこと、そして、帰宅がその48時間後の午前3時台だったのがその理由だ。とても充実していた。

twitterで広島の情報を募集したところ、たくさんの方がそれを転送してくれた。情報をくださった方はそれほど多くないが、一泊二日で行動するには十分な指針となった。

ある意味、すごく薄い縁で人と出会い、話をすることになった。でも、行く先々で自分がいままさに必要な件についてのヒントをいただいたり、話してすぐに共感できる人だったり、さらにはものすごいたくさんの接点のある人で、この旅で会わなくてもいつか必ず出会っただろうと思わせる人がいたり。

中でも、中国総研のNさんとの出会いは面白かった。なぜか2日連続で会うことになった挙句、お互いの知人を紹介することもでき、しかも、ここでできたネットワークがどうもワクワクするものにつながりそうな実感があったからだ。

僕は自分の経歴と、妻との結婚で縁のできた広島を、結びつけた事業をいつかしたいと思っているのだが、その端緒ぐらいにはなりそうだ。行く機会もほかの場所に比べたら多いので、この芽を大切に育てたい。

2010年1月23日

旭屋出版『近代食堂』

twitterをお客さんとのコミュニケーションに有効に使ってるといろいろな方から言われ、また、取材が来るたびにいかにtwitterを便利に使っているか力説してたのだが、これまで取り上げられず。初めてtwitter絡みで『近代食堂』に取り上げていただいた。

twitterの検索機能からお客さん候補にコミュニケーションを取っている件、twitter経由で有志が"友の会"を開いてくれている件が紹介されている。

記事にはファーストコンタクトから「3日以内に来店しているケースもある」とあるが、その実、「2年前から気になってまだいけてません」という旨つぶやいた人が、その日の夜にご来パクするというケースもある。

最近、メディアでもtwitterを取り上げまくっているので、商店街を歩いていても、どこかの店に入って食事をしても、商店主にtwitterのよさを説明するというパターンになってきている。気になったときにすぐ始めないと効果は薄れるのだが、始めてもらうまでのハードルは高い。

記事: http://pieceofpeace.org/pressrelease/100122paxi.jpg
@paxi: http://twitter.com/paxi
@paxhousei: http://twitter.com/paxihouse

2010年1月13日

読書とブログの時間を!

新年あけましておめでとうございます。

というにはずいぶん遅いが、このブログが新年初なので「しばらく書かなかった」ことの自戒を含めて、会えてこの挨拶から始めよう。今年もよろしくお願いします。

twitterにハマっています。本格的に利用を始めてからたったの半年なのに、これなしでは生きられないというぐらいに。これの即時性と瞬時に広がるネットワークの面白さに、毎日感動しながら使っている。行きたい店や会いたい人がどんどん見つかる。そして、実現もしやすい。

しかし、一方で、タイムラインに流される危うさも感じる。とくに、読書量が減ったこととブログを書かなくなったことは危惧すべきと思う。というわけで、このエントリはその時間を取り戻す決意をするためのきっかけとなるはずだ。

ちょっとした時間に本を開くのがtwitter前の習慣だった。今は、ちょっとした時間にechofonを開いている。ホームで電車を待つ時間ぐらいならいい。しかし、電車に乗って、降りるまで開きっぱなしということが増えた。新宿まで行って帰ると、やさしい本なら本を半分ぐらい読めるはずなのに、その時間がなくなっている。先日twitter仲間と話していて同じことを言っていた。なので、ホームではechofonを開き、電車内では本を開くようにしたいと思っている。

twitterでつねにアウトプットをしているつもりになり、ブログを書く必要性を感じなくなった。アーカイブも用意しているので、なんだか満足してしまっている。しかし、自分で読み返してみると、ブログとは全然違う。記録ではあるが記憶ではないというか...。したこと、思ったことが書いてあるのだが、そしてそれが残っていることにも意義はあるが、一日を終えて(または印象に残る一連の事象を終えて)、考えをまとめる習慣がなくなったのはよくない。日々考えることをもう一度想起しながら、新たなアイデアを得ることが多分にある。そして記憶が作られていく。これからはブログを復活させたい。

2009年10月23日

アメフト × twitter

昨日はアメフトのメンバーがtwitterでパクチーハウスに集まった。

集まったのはもともと接点のある人だった。しかし、twitterを始めたある日、突如としてつながったということで、そのきっかけの端くれにいた僕も出席したのである。

最近、iPhoneを持っている人を見ると、twitterユーザーだと思ってしまう。今回のメンバーは、僕が偶然違うところでフォローし合ったところ、つながってしまったのだ。面白いなぁ。

昨日来たうちの一人は、地方番組で録画してほしいものをつぶやき、それが転送されることによって、映像をゲットしたということもあった。

薄いがインスタントなtwitterの出会い。これが「再会」に使われるとより面白いし、接点が増えることにより人と人とのつながりも密になるだろう。

来週27日は、twitterパクチー友の会も開かれる予定だ。


PS 最近つぶやきをアーカイブしています。
 http://kyopaxi.blogspot.com/

PPS たまさんがブログに書いてくれた。
 http://ameblo.jp/tama21/entry-10371270588.html

2009年8月 4日

つぶ2

twitterでごにょごにょやっていることは前回お伝えしたが、情報収集という意味で、同じ外食経営者(といっても大先輩)の1人をフォローしている

そのうち絶対会うだろうなと思ったら、当人が経営する西麻布の立ち飲みバー「壌」の6周年イベントがあり、しかも当人も来られるということで会いに行ってきた。たまたま経堂に来ていた秋からの新入社員と、twitterを使い始めた経営者仲間を連れて。

その経営者は、キャリアのスタートが大手電機メーカー(しかも文系職種)というところが僕と一緒だった。twitterの効果などを尋ねると、とくに目立ったものはないというが、近くに集まった仲間はそれをしている人が圧倒的に多い。その効果はともかくとして、積極的な情報発信を続けているという意味で、話をしているだけで刺激的だった。(アウトプットし続けることにはインプットが不可欠だからね! 発信型の人は知識欲も旺盛)

なんとなく、twitterで見たことのある人、声をかけ(られ)たことのある人と直接会うこともできた。そして、話の流れから、6人でパクチーハウスへ行くことに。うーん、やっぱりこれは新しい流れだよ。

食べたもの、飲んだものの一部をまたtwitterでリアルタイム配信をすると、そこにいない人から声がかかってくる。その場にいる感覚が持てるとは思わないが、その場に行きたいという思いは持つことになりそうだ。

結局、最後までしゃべっていた人は、何と自宅が歩いて3分ということも判明。不思議な出会いだ。

2009年8月 3日

つぶ

twitterを始めて1カ月。この面白さ、可能性はまだ言葉で表すことができない。やらないと分からないとしか言えないのだ。よく理解していない。インターネットは人と人とのつなぎ方を変えたが、インターネットが当たり前になった今、twitterがまた新たな可能性を開いていると思う。

twitterのつながりでパクチーハウスに集まることになったグループが2日、来パクした。朝から「今日行きますからよろしく」という旨のコメントが入り、数回のやりとりをした後、営業時間を迎えた。まもなく全員iPhoneを持っているグループを見つけ、それだと分かった。

少し話しかけた後、リアル会話をしつつtwitterで書き込みをしている彼らの姿を見て、僕も密かに参戦。予算をお聞きしてコース料理を出していたので、メニューを出すたびに、twitterで配信することにした。また、その合間に店の状況を報告した。

・・・とここまで書いて、何が面白いのか、やったことのない人はよくわからないだろうなと自覚する。twitterで配信したひとつずつのことはほんとに些細なことだ。説明を加えれば加えるほど、「で、どうしたの?」と聞かれそうだ。その答えは「いや、ただ、それだけなんだけどさ」。

でも、店で起こっている人と人とのやりとりを、そこにいない人にも伝えられるというのは革命的だ。もともと、パクチーハウスのブログを「リアルタイムブログ」と名付けたのは、パクチーハウスに来なくても、パクチーハウスの様子がよくわかるようにしたかったからだ。twitterは2年前にパクチーハウスの企画を考えていた時に僕が思い描いていたことに、かなり近いことができる気がする。

おそらく半年か1年後に爆発的にユーザーが増えたとき、店の情報を早くからtwitterしていた飲食店として、それなりに注目されるだろう。そのときに、こうした形の情報発信に慣れていたい。

また、先日twitterによって生じたやりとりで以下のようなことを思いついた。iPhoneなどの端末によって世界中のほとんどあらゆる場所で情報発信をできることが面白いと感じる人は増えるだろう。でも、twitterの使い方はそれだけでなく、(飲食店などで)同じ端末(とID)を複数の人が使い、その場所が個性(雰囲気)を表現するという使い方もアリだと思う。これは(ほとんど機能していないが)「パクチーハウスに行きました」という、お客さんが誰でも書き込める仕組みが目指しているものだ。

じゃあ、そろそろ始めてみよう!