シロウさん
慧が生後2週間ぐらいの頃から、顔に赤いプツプツが出来始めた。
最初はほっぺたが赤くなっている程度だったのが、眉、まぶた、おでこ、耳などに
どんどん広がっていき、薄皮がめくれたりして肌触りはガサガサ。
特にひどいところ(眉周り)からは黄色い汁が出てしかもそれが固まり、
見るも哀れな黄色いカサブタがたくさん出来ていた。
カサブタで眉毛は繋がったようになり、まぶたも腫れぼったくて、なんだか人相が変わっていた。
炎症をおこしているような感じがしたので、腫れ物に触るようにそっと洗ったり拭いたりして、
時にはあまりにガサガサしているので馬油を塗って保湿したり、
部屋の湿度に気をつかったりしていたのだが、一向に良くならない。
毎朝顔を見るたびに好転してない様子を見ては落ち込む日々。
1ヶ月健診で診てもらおうと思っていたけど、あまりに良くならないし気になるしで、
とうとう待ちきれず小児科外来を受診。
一見優しそうな若い女医先生は慧の顔を見てばっさり一言。
「ひたすら石鹸で顔を洗うのみ。それだけ。」
湿疹は大人のにきびみたいなもので、要は顔の皮脂をきちんと取り除いて
清潔にしてあげないといけなかったのだ。馬油を塗ったりしていたのはまったくの逆効果・・
そしてこの黄色いカサブタは滲み出たあぶらが固まったものなんだそうだ。
どんだけアブラ性なんだ赤ちゃん!
(赤ちゃんってぷるぷるお肌だと思ってる人が多いけど、おでことか実は結構ベトついている。)
先生曰く、「大人でも毎日顔を洗うじゃろ?何で洗う?石鹸つけるじゃろ?朝晩2回は洗うよね。
赤ちゃんにもそれと同じようにしてあげんと。ただし赤ちゃんの皮膚の薄さは大人の半分だから、
ゴシゴシはダメ。優しくね。」
ついでに裸にされて、脇の下やら首、ももの付け根などくびれているところの垢をチェックされ・・・
要は洗いが足りてない、と指摘を受けたのだった。
ついつい優しくなでるように洗ってしまうけど、それじゃダメなのね。
タッチは優しくとも、ていねいに、念入りに。
それからはほぼ毎日ダブル洗顔を心がけ、お風呂でもくびれというくびれを伸ばしては
ていねいに洗っている(つもり)。
この湿疹は、乳児、特に生後2週間~半年頃までの赤ちゃんにはとてもよく見られるらしく、
「脂漏性(しろうせい)乳児湿疹」というのだそうだ。
一時の黄色いカサブタ状態からは見違えるほど良くなったけど、
今でもまだ転々と場所を移してはブツブツは発生中。
でも、たとえ長くかかっても、いつかはキレイになっていくのだし、
毎日優しく洗ってあげて気長に待とう。
湿疹から黄色い汁がじわじわっと出ているのを見つけるたび、
我が家ではそれを親しみ(と敬意?)をこめて「シロウさん」とよび、
ていねいに石鹸で洗い流しているのでした。
む?なんか来た?
ぎゃ~ ブタ~
※写真は本文とは関係ありません。
今日のスペイン語
【grasa(ぐらさ)】
あぶら(脂)、脂肪、グリース。
体脂肪は grasa corporal (ぐらさ・こるぽらる)。
油脂の油(つまり液体の方=oil)はaceite(あせいて)。
デコにサクラ
